Corporate column 法人向けコラム
福利厚生で食事補助を提供するメリット・デメリットとおすすめのサービス!
「従業員には健康で働いてほしい」 「社員の健康のために食事補助を導入してみたいけど、どうやって行えばいいのだろう?」 と思ったことはありませんか?
近年の健康ブームで、食事のことがよくメディアで見られるようになりました。会社としても、健康面での福利厚生を導入する企業が増えてきていますね。
この記事では、食事補助の福利厚生を導入したい方が気になる、以下のポイントを解説していきます。
- 食事補助のメリット、デメリット
- 福利厚生の食事補助サービスの種類
- 外部の食事補助サービス
なお、筆者は普段法人営業を行っており、さまざまな企業の福利厚生を見ています。そのため、どのような食事補助を取り入れたらいいかわかりやすくお届けしていきますので、ぜひご覧ください!
食事補助の福利厚生サービスとは
食事補助の福利厚生サービスとは、会社が食事代を一部負担する制度のことです。社員食堂やお弁当代の補助などが食事補助にあたります。
また、食事補助は福利厚生費として経費計上できる場合があるのです。条件があるので、後ほど詳しく説明していきます。
食事補助の福利厚生のメリット
食事補助の福利厚生には大きく3つのメリットがあります!
- 社員のお金の負担が減る
- 全員が平等に福利厚生を受けやすい
- 社員の健康を気づかえる
それでは解説していきます!
【メリット1】社員のお金の負担が減る
食事補助には、従業員が負担するお金が減るというメリットがあります。会社が食事代を補助してくれる分、従業員のお金の負担が減りますね。
お金の負担を軽くすることで給料以外の経済的支援ができるので従業員の満足度も向上するでしょう。
【メリット2】全員が平等に福利厚生を受けやすい
食事補助には、全員が平等に福利厚生を受けやすいというメリットもあります。福利厚生には女性限定のものや利用地域が限られるものなどがあり、内容によって自分が受けられないことも。
しかし、食事は毎日欠かせないものなので、全従業員が受けることができますね。平等に受けることができるので、満足度も高いです。
【メリット3】社員の健康を気づかえる
食事補助で社員の健康を気づかうことができます。社員食堂や弁当配達サービスなどは、栄養士や調理専門の人が作るものも多く、バランスのとれた食事を提供できますね。
特に、社員食堂ではカロリーや栄養バランスを毎日考えて作られます。普段食事が偏りがちな従業員の健康もサポートできるでしょう。
食事補助の福利厚生のデメリット
食事補助の福利厚生には以下のようなデメリットも考えられます。
- 福利厚生費として計上するために条件がある
- 会社が費用を負担する
それでは解説していきます!
【デメリット1】福利厚生費として計上するために条件がある
食事補助を福利厚生費として計上するには条件があります。 条件は以下のとおりです。
- 役員や使用人が食事の価額の半分以上を負担していること
- 1ヶ月の会社が負担した金額は3,500円(消費税及び地方消費税の額を除く)以下であること
つまり、食事代の半額以上を従業員が負担し、なおかつ会社側が負担する「食事代」が1ヶ月3,500円以下であればその食事代を福利厚生費として経費計上できるということです。
また、ここで説明している食事代とは、社員食堂で使う材料の購入費や、会社が購入して支給する配達弁当など。食事代として現金で社員に払う場合は、給与手当になり課税対象となるのでご注意ください。
特例として深夜勤務など、食事の現物支給が困難な場合は「1回300円までの定額」を夜食代として現金を支給しても福利厚生費で計上できます。
詳しくは下記のページで説明しています。
【デメリット2】会社が費用を負担する
会社が費用を負担するというデメリットもあります。お弁当配達サービスの補助では、経費計上できる上限の3,500円まで使うと、1食あたり100円〜150円分を会社が負担する形になります。
また、社員食堂を作るとなると膨大な費用がかかってしまいますね。社員の健康のために、会社側もある程度の費用を負担する必要があります。
食事補助の福利厚生の種類3選
食事補助の福利厚生には3種類あり、以下の通りです。
- チケットサービス
- 自社で昼食を用意する
- 外部の福利厚生サービス
それでは説明していきます。
【食事補助の福利厚生1】チケットサービス
チケットサービスは電子カードやアプリなどで、食事の割引チケットを従業員に配布する食事補助です。
メリットは以下の通り。
- チケットの配布が簡単
- 現金ではないので非課税
- コンビニや飲食チェーン店などで使える
アプリなどで、簡単にチケットを配布することができます。コンビニや飲食チェーン店で使えるものも多く、非常に使いやすいものとなっていますね。
一方、デメリットは以下の通りです。
- 従業員1人につき1ヶ月3500円までという上限がある
- 従業員も食事代の半額以上は支払わなければならない
- チケットを使える場所が限られる
上限があったりチケットを使える場所が限られてしまったりするのは、少しネックですね。
利便性が高く、導入しやすいのが特徴となっています。
【食事補助の福利厚生2】自社で昼食を用意する
自社で昼食を用意することで、従業員に安く食事を提供する方法もあります。従業員もお金の負担が減るので、助かりますね。
ただ、社員食堂を作るとなると膨大な費用がかかります。費用を気にするのであれば、お弁当の配達サービスを利用し、比較的安い費用で食事を提供する方法を選びましょう。
【食事補助の福利厚生3】外部の福利厚生サービス
外部の福利厚生サービスを利用する方法もあります。
メリットは以下の通りです。
- 導入が比較的簡単
- デリバリーやオフィスに冷蔵庫設置など種類が豊富
外部の福利厚生サービスはとにかく導入が楽です。色々なサービスの提供をしているので従業員からも喜ばれるでしょう。
なお、こちらのサービスも福利厚生費にするには従業員1人につき1ヶ月3500円までという上限があります。また、従業員も食事代の半額以上は支払わなければならないので注意が必要です。
外部の食事補助サービス詳細
「外部の食事補助サービス」といっても、その形態はさまざまです。どのサービスを使うか悩んでしまう担当者の方も多いのではないでしょうか?
ここでは、コスパのよい外部サービスを4つ厳選して紹介します。
- 宅配・仕出し型
- 配置型
- チケット
- 社員食堂
それでは詳細を見ていきましょう。
【外部サービス1】宅配・仕出し型
宅配・仕出し型の外部サービスは、あらかじめ注文が必要ですが、希望する時間に合わせて食事を運んでくれます。食事をするのに必要なスペースを一時的に確保すれば食事ができるのがメリットです。
他にも飲み物、お菓子等配達サービスや、ケータリングサービスなど種類が豊富。社員食堂に比べると環境に合わせやすく、導入コストも抑えられます。
【外部サービス2】設置型
次に紹介するのは設置型です。低コストで導入でき、管理や補充等を外部サービス業者に任せておけます。企業側の負担も少ないですね。
保温庫や冷蔵庫など設置してくれるので、利用時間を気にせず使うことができるのもメリット。商品内容も充実しており、従業員のニーズを反映させることが可能なサービスも。
管理コストなどがあまり必要ないので、人気も高いです。
【外部サービス3】チケット
チケットは電子カード、アプリ、または食事券を従業員に配布して食事補助を行う方法です。
経営側としても料金が一律なので管理しやすく、食事も従業員が自由に選べます。コンビニや飲食チェーン店など、使える場所が多いのもメリット。
また出張や外回りの業務が多い方や、会社内での業務が多い方、どちらも平等に利用できるため、満足度も高いです。
【外部サービス4】社員食堂
社員食堂を作り、安く食事を提供するサービスもあります。 社員食堂サービスを運営している企業に委託をして、食堂を自社設置する流れになります。食堂・厨房施設を作るとなると、膨大な費用と準備期間が必要ですね。
資金と期間に余裕がある企業は検討してみてもいいかもしれません。
おすすめの外部の食事補助サービス9社
おすすめの外部の食事補助サービスは以下の通りです。
- オフィスおかん
- Fit Food Biz Lite
- オフィスでごはん
- OFFICE DE YASAI
- シャショクル
- CLOUDMEAL
- みんなの食堂
- チケットレストラン
- KIRIN natural
それではご紹介していきます!
【おすすめのサービス1】オフィスおかん
オフィスおかんは、専用の冷蔵庫とボックスに、管理栄養士が監修した安全・健康的・美味しい商品を提供しているサービスです。約20種類のお惣菜を全品100円で購入できる形になっています。
また、毎月新しい商品も出るので飽きないのもメリットの1つ。専用の冷蔵庫とボックスは運営企業が準備してくれるため、企業側は電子レンジを準備するのみです。
オフィスおかんの公式サイトはこちらです。
【おすすめのサービス2】Fit Food Biz Lite
Fit Food Biz Liteは、医師・管理栄養士が監修しているお弁当サービス。デスクワークが中心で、運動量が少ないビジネスパーソン向きのものになっています。
なんとカロリーを 500kcal台に抑え、糖質量も60g 以下、塩分を2g前後に抑えたかなりヘルシーなお弁当です。
そのうえ20〜30品目の食材を使用しているので、量的な満足感が味わえます。低塩分ながら旨味を十分に感じるように、こだわりの無添加の出汁を使用。
ヘルシーかつ美味しいお弁当を提供しています。専用の冷蔵庫を貸し出しも行っているため保存が可能です。料金も500円とお手軽です!
Fit Food Biz Liteの公式サイトはこちらです。
【おすすめのサービス3】オフィスでごはん
「オフィスでごはん」は月に1回、冷凍で届けられるこだわりの総菜を提供するサービスです。利用方法は、食べきりサイズの総菜を冷凍庫から取り出し、レンジで温めるだけと簡単。
従業員数10人から1000人規模の会社まで幅広く対応しており、冷凍庫やレンジも貸し出しを行っています。料金は初期費用に50,000円、月額25,000円から始められるので、コスパ良く利用できますね!
オフィスでごはんの公式サイトはこちらです。
【おすすめのサービス4】OFFICE DE YASAI
OFFICE DE YASAIは週に2回、季節に合わせた野菜や果物が届くサービスです。食べきれるようにカットされた新鮮な果物や飲み物が届きます。 料金設定は以下のとおりです。
- 初期費用なし
- 月額24,600円(固定費)
- 1食100円で購入できる
非常に安い値段で利用できるので、従業員からの満足度も高いですね。
OFFICE DE YASAIの公式サイトはこちらです。
【おすすめのサービス5】シャショクル
シャショクルはメニュー豊富な宅配弁当サービスです。有名なお店のお弁当や低価格のお弁当までバリエーションはさまざま。初期費用もかからずプランによって料金は変わります。
サービスを行っている地域は東京・横浜・大阪です。自分の働く会社が対応エリア内か確認して利用しましょう。お弁当のメニューも豊富なので、気になる方はHPでラインナップを見てみてください。
シャショクルの公式サイトはこちらです。
【おすすめのサービス6】CLOUDMEAL
CLOUDMEALは、社員食堂のように、社員に合わせてカスタマイズしたメニューの食事を、宅配で提供してくれます。
ハンバーガーからサラダまでさまざまなジャンルを取り扱っており、ランチのみではなく、朝食や接待用の弁当にまで利用できるサービスです。
社員が各自で発注するシステムでPCやスマートフォンで簡単に操作ができます。初期費用、月額料金も無料です。1食500円から利用できます。ただし、エリアによっては導入できないこともあるので確認してみましょう。
CLOUDMEALの公式サイトはこちらです。
【おすすめのサービス7】みんなの食堂
みんなの食堂は、社食の宅配サービスで日替わりメニューを提供してくれます。給食のような取り分けるスタイルなので、社員同士楽しみながら食事ができるのがメリット。
また1食あたり450円からで食事に必要な食器なども準備してくれるので手間もかかりません。なお、利用可能エリアは東京23区内のみとなっています。
みんなの食堂の公式サイトはこちらです。
【おすすめのサービス8】チケットレストラン
チケットレストランは、コンビニやチェーン展開している飲食店で、専用カードを使って支払い食事補助が受けられるサービスです。
料金は1人あたり7,600円で初期費用はかかりません。対応エリアは全国のチケットレストラン加盟店で使用できるので、従業員からの人気の高いサービスです。
チケットレストランの公式サイトはこちらです。
【おすすめのサービス9】KIRIN natural
KIRIN naturalは女性から人気のスムージーの提供サービスを行っています。毎月スムージーが届き、冷蔵庫から取り出して料金を支払うシステムです。
野菜やフルーツをミックスし、偏りがちな栄養バランスを整えます。料金はプラン制で36,000円から利用でき、エリアも全国対応しています。
野菜を摂れるので、健康経営の一環にも取り入れることができますね。
KIRIN naturalの公式サイトはこちらです。
まとめ
今回は、「福利厚生の食事補助サービス」で気になる以下のポイントについてお伝えしました。
- 食事補助をおこなうと社員のお金の負担が減る
- 福利厚生費での食事補助は毎月3,500円までなど条件がある
- 外部の福利厚生サービスはコスパがよい
食事補助は社員の満足度が高いですが、企業側もある程度の費用を負担する必要があります。さまざまな種類があるので、自社に合ったサービスを選ぶようにしたいですね。
また、健康のための福利厚生を取り入れようとお考えでしたら、スポーツジムの法人会員もおすすめです。食事と運動を組み合わせることで、より健康的な生活を送ることができますね。
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