Corporate column 法人向けコラム
社内運動会のメリット・デメリットを徹底解説【コミュニケーションが円滑に!】
「社内運動会を実施してみたいな」と、考えたことがある人事や経営者も多いのではないでしょうか。
社内運動会は、社員が交流でき運動不足も解消できるステキなイベントなので、導入している企業も増えてきています。
ただ、休日が潰れてしまったり、運動が苦手な人にとっては苦痛だったりするというデメリットも。
メリット・デメリットをしっかり考えた上で導入する必要がありますね。
この記事では、社内運動会を導入したいと考えている企業に向けて、以下のポイントを解説しています。
- 社内運動会とは
- メリット・デメリット
- 導入する上でのポイント
- おすすめの競技・種目
なお、筆者は普段法人営業をおこなっており、様々な企業の福利厚生や健康への取り組みを見ています。わかりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてください!
目次
社内運動会って?どんな事例があるの?
社内運動会は社員同士でおこなう運動会や体育祭のようなイベントです。行事として導入している企業も増えてきています。休日におこない、終了後には飲み会や食事会もセットでおこなうことが多いです。
チームをいくつかに分けて競技をおこない、ポイントを競い合う形で進めていきます。景品などを豪華にして、イベントを盛り上げている企業も。主にコミュニケーションの活発化を図る目的で開催されます。
実際の事例を挙げると、自動車部品のサプライヤーの大手の企業であるデンソーでも運動会が導入されています。社員同士のコミュニケーションが活発になり、現場のモチベーションがアップしたなどの効果が出ています。
社内運動会のメリット4選
社内運動会を導入するメリットを4つ紹介します。
- コミュニケーションを図れる
- リフレッシュできる
- 運動不足の解消
- 社員の家族に還元できる
それぞれ解説します。
【メリット1】コミュニケーションを図れる
社内運動会を開催することで、社員同士のコミュニケーションを図ることができます。
チームで一緒に競技をおこなうので、普段あまり会話をしない他部署の人とも交流が可能。いつものスーツ姿とは違うので、意外な一面を見ることができて親近感が高まることも多いですね。
部署や役職を超えた交流も可能です。上司や部下と一緒に楽しむことで、より親睦を深めることができますね。
【メリット2】リフレッシュできる
運動会をすることでリフレッシュ効果が期待できます。なかなか運動する機会がない人にとっては、汗をかける少ない機会ですね。
終了後に食事会や飲み会があることも多く、会社の福利厚生イベントの1つとして楽しむとが可能です。リフレッシュできれば、気持ちを切り替えて仕事に臨めるので、仕事の効率アップも狙えます。
【メリット3】運動不足の解消
運動不足を解消できるのも、社内運動会のメリットの1つ。走る競技が多く、充分な運動になります。
当日だけ運動をすると怪我をしてしまう可能性も高いので、予防も兼ねてイベントの少し前からジョギングなどの運動も合わせて企画するのもよいでしょう。
また、運動会が終わってもジョギングなどを継続すると、運動の習慣がついて従業員の健康増進につながります。
【メリット4】社員の家族に還元できる
社内運動会は、社員の家族に還元できるイベントの1つです。
「子供リレー」のように、家族も参加できる競技を導入すると非常に盛り上がります。イベント後の食事会なども家族参加OKにすると、社員の満足度も上がりやすいですね。
社内運動会のデメリット4選
社内運動会を導入する際に気をつけるべき4つのデメリットを紹介します。
- 怪我をする可能性がある
- 運動が苦手な人もいる
- コミュニケーションが苦手な人もいる
- 費用がかかる
それぞれ解説します。
【デメリット1】怪我をする可能性がある
急に運動をすることで怪我をしてしまうことがあります。特に、運動の習慣がない人が張り切ってしまうと危険なので要注意。
捻挫や脱臼をしてしまうと仕事に支障がでるので、準備運動やストレッチを入念におこない、絶対に怪我をしないようにしましょう。
【デメリット2】運動が苦手な人もいる
運動が苦手な人は社内運動会にあまり乗り気ではないことも多いです。
運動能力で差が開いたり、経験が重要になったりしてしまう競技を少なめにして、運動が苦手な人でも楽しめる競技を増やしていきたいですね。
【デメリット3】コミュニケーションが苦手な人もいる
大勢でのコミュニケーションが苦手な人も多いです。特に、人見知りの方が孤立しないように配慮することをおすすめします。
チームを組む際は、同じ部署の人を何人か入れておくなどして、1人になってしまう人が出ないようにしましょう。
【デメリット4】費用がかかる
社内運動会を開催するためには、会場費や競技で使う備品などである程度の費用がかかります。
満足度の高いイベントにするためには、会場や景品などにもこだわる必要があります。社員への還元や仕事の効率化のための投資と考え、しっかり予算を取るようにしたいですね。
社内運動会を導入する上でのポイント7選
社内運動会を導入する際に意識すべきポイントは以下の7つ。
- 全員が参加できる内容にする
- ルールが分かりやすい競技にする
- 家族も参加できる競技を入れる
- 開催日に平日も検討する
- 怪我に注意する
- 司会進行の人を立てる
- 景品を作る
それぞれ解説します。
【ポイント1】全員が参加できる内容にする
競技を決める際は、全員が気軽に参加できる内容にしたいですね。
実力差が大きく出過ぎない方が、運動が苦手な人でも楽しみやすいです。どんな競技がしたいか、社員にアンケートを取ってみても良いと思います。
【ポイント2】ルールが分かりやすい競技にする
誰もがやったことがあるわかりやすい競技が良いですね。
特殊な競技でルールが理解できていないと、グダグダになってしまうことが多いです。小学生や中学生の運動会で行われている競技を参考にしても良いでしょう。
【ポイント3】 家族も参加できる競技を入れる
家族やお子さんも参加できる競技を入れると、参加者全員で楽しむことができます。
「子供リレー」や「借り物競争」など、どの年代でも楽しめるような競技を入れましょう。
【ポイント4】 開催日に平日も検討する
開催日が休日だと、参加したくないという意見も多いです。平日に業務として開催すると社員の満足度アップにも繋がります。
もし、休日におこなう場合は代休を取れるようにすると良いですね。
【ポイント5】怪我に注意する
怪我に最大限注意しましょう。怪我をしてしまうと仕事に影響が出てしまいます。もし足を捻挫や骨折をしてしまった場合、立ち仕事ができなくなってしまいますよね。
全員で準備運動をしっかりおこない、安全に競技を進めましょう。
【ポイント6】司会進行の人を立てる
司会進行のMCを立てることで、社内運動会を盛り上げることができます。淡々と競技を進めるだけでは、飽きてしまったり盛り上がりにくかったりしてしまいます。
いろんな部署の人と関わりがある人を選んで、活気のあるイベントにしましょう。
【ポイント7】景品を作る
優勝商品や競技ごとに景品を渡すとモチベーションがアップし、盛り上がる可能性が高いです。
お肉や蟹などと交換できる券や遊園地のチケットなど、人気の高いものを用意すると、社員の満足度もアップしやすいです。
おすすめの社内運動会でおこなう種目・競技7選
おすすめの社内運動会でおこなう種目・競技を7つ紹介します。
- リレー
- 借り物競争
- 玉入れ
- 大縄跳び
- パン食い競争
- 綱引き
- 大玉送り
それぞれ解説します。
【おすすめ競技1】リレー
リレーは定番の競技です。チームごとに走ることで盛り上がることができます。
部署で代表を決めたり、男女のバランスを均等にしたりして、バランスの良いチーム編成にしておこないましょう。お子さんだけのリレーなども盛り上がるのでおすすめです。
長い距離を本気で走ると怪我に繋がることもあるので、50メートルくらいにしておきましょう。
【おすすめ競技2】借り物競走
借り物競争は観客からものを借りてゴールを目指すリレーです。くじを引いて借りるものを決めるので、走る能力よりも運が重要になり誰でも楽しむことがきます。
お題を「社長の私物」などユニークなものにすることで、盛り上げることが可能です。
また、司会進行のMCがいるのであれば、ランナーがどんなものを借りようとしているのか発表することで、観客と協力して借り物競争をおこなうこともできますね。
【おすすめ競技3】玉入れ
玉入れは床に落ちている玉をカゴに向かって投げ入れる競技です。誰でも参加できる競技なので、全員で楽しむことができます。
専用のカゴが必要なので、準備に手間がかかりますが、誰もが1度はやったことある競技なのでぜひ取り入れましょう。
【おすすめ競技4】大縄跳び
大縄跳びは大きな縄の中で何回跳べたかを競う競技です。小学生の時にやったことある方も多いでしょう。
大人数で参加できるので盛り上がりやすいのですが、運動能力に差が出やすい競技です。特に縄を回す人が上手くないとスムーズに行えないので、人選に注意しましょう。
【おすすめ競技5】パン食い競争
パン食い競争は吊るしてあるパンを口でくわえてゴールを目指す競技です。走る速さよりも器用さが大切なので、走るのがあまり得意ではない人も楽しむことができます。
パンを口でくわえられるかどうかという瞬間は、見ていても非常に面白く、観客も楽しむことができるので盛り上がりやすいです。
【おすすめ競技6】綱引き
綱引きも運動会の定番で、チームに分かれて綱を引き合い自分の方へ引っ張る競技です。特に男性社員の腕の見せ所となり、力自慢ができますね。
非常に盛り上がりやすいのですが、全身の筋肉を使っておこなうので怪我に注意しましょう。
【おすすめ競技7】大玉送り
大玉送りは、手を使って後ろに大きな玉を送る競技です。全員で参加できる競技なので、運動が苦手でも楽しむことができます。
大きな玉を用意する必要があるのは少しネックですが、運動が苦手な人のためにも取り入れることをおすすめします。
メリット・デメリットをしっかり把握して社内運動会を導入しよう
この記事は社内運動会の詳細についてお伝えしました。まとめると以下の通りです。
- 社内運動会を導入している企業が増えている
- コミュニケーションが活発になる
- 運動不足解消のきっかけになる
- 休日が無くなることに不満を抱く社員もいる
- 全員が楽しめる競技を選ぶ
社内運動会は、コミュニケーションの機会を増やせるという大きなメリットがあります。社員同士の交流が活発になれば、仕事の効率化にも繋がるので生産性アップも期待できます。
ただ、運動が苦手な人や休日が潰れるのが嫌だと感じている人にとっては不満に繋がる可能性も高いです。
全員が楽しめる競技を選んで実施する必要がありますね。
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