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【厳選】ハーフラックの選び方やおすすめ5選!パワーラックとの違いやホームジムを作るときの注意点も解説
「ハーフラックはどんなものを選べばいいのかな?」
「購入するときの注意点はある?」
「ハーフラックを使ってホームジムを作りたい!」
このような悩みを抱えていませんか?
ハーフラックがあれば、手軽にホームジムを作れます。家にいながら本格的なトレーニングができるため、ジムに行く時間がない人や、毎日筋トレをして体を鍛えたい人にもおすすめです。
しかし、選び方を間違えると使いにくかったり目的のトレーニングが行えなかったりするため、自分に合ったハーフラックを選ぶことが大切です。
この記事では、ハーフラックについて以下の内容を解説します。
- ハーフラックの選び方
- おすすめのハーフラック
- ハーフラックのメリット・デメリット
ハーフラックを購入して効率良く体を鍛えようと考えているなら、ぜひ最後までお読みください。
目次
ハーフラックは支柱2本のコンパクトなラック
ハーフラックはバーベルやプレートを置くためのラックで、支柱が2本あり省スペースでホームジムが作れるのが特徴です。自宅のちょっとしたスペースで本格的な重量トレーニングができるため、わざわざジムに行かなくても体を鍛えられます。
商品によってサイズやスペックが異なるため、行いたいトレーニングや設置スペースに合わせて選ぶことが大切です。どんなトレーニングをしたいか、どこに置きたいかを事前に考えておくと、自分に合ったハーフラックを選びやすくなるでしょう。
ハーフラックとパワーラックの違い
ホームジムを作るときは、ハーフラックとパワーラックの違いを理解しておくと、自分に合ったものを選びやすくなります。ハーフラックとパワーラックの違いは次の通りです。
ハーフラック | パワーラック | |
支柱の数 | 2本 | 4本 |
特徴 |
・コンパクトで省スペース ・気軽に自宅に設置できる |
・安定性・安全性が高い ・設置するためのスペースがある程度必要 |
価格帯 | 手軽に購入できる価格のものが多い | ハーフラックより高めのものが多い |
ハーフラックはコンパクトで省スペースでも設置できる点が魅力です。手軽にホームジムが作れるため、筋トレ初心者やなかなかジムに通えないという人にもぴったりです。
一方、パワーラックはやや広めの設置スペースが必要になり、本格的なトレーニングを自宅で行いたい人向けと言えます。安定性や安全性に優れているため、高重量のトレーニングを中心に行いたい人にもおすすめです。
失敗しないハーフラックの選び方5選
自分に合ったハーフラックを選ぶコツは、以下の5つです。
- 部屋に置けるサイズか
- 目的のトレーニングが可能か
- 耐荷重や安全性は十分か
- ホームジム向けか
- 予算に合っているか
詳しく見ていきましょう。
【選び方1】部屋に置けるサイズか
ハーフラックを選ぶ前に、設置する部屋のサイズをしっかり測っておきましょう。サイズがギリギリのものは置けない可能性もあるため、部屋のサイズを事前にしっかり測ってから購入するハーフラックを選ぶのがおすすめです。
ジムなどで普段使っているハーフラックのサイズが分かれば、自宅に置いた時のイメージができます。横幅が小さすぎるものを選ぶと、トレーニングする時に窮屈に感じたり圧迫感を覚えたりするので注意が必要です。
安全にトレーニングするためには、ある程度の広さや高さが必要です。ハーフラックを設置する場所は、横幅や高さだけでなく、広さも十分取っておきましょう。
【選び方2】目的のトレーニングが可能か
ハーフラックは省スペースで設置できるのが魅力的ですが、その分できるトレーニングが限られる場合があります。目的のトレーニングが行えるかどうか、オプションなども含めてチェックしておきましょう。
例えば、懸垂も行いたい場合はチンニングバーが必要です。また、高重量を扱いたい場合は、ハーフラックでは不十分な場合もあります。サイトなどを見ても良くわからない場合は、事前にお店やメーカーなどに問い合わせるなどして、不明なまま購入しないようにしましょう。
【選び方3】耐荷重や安全性は十分か
ハーフラックを選ぶ時は、耐荷重や安全性も詳しくチェックしておきましょう。特に高重量のトレーニングをしたい場合は、ハーフラックよりパワーラックの方が安全にトレーニングが行える場合もあります。
扱いたい重量を安全に置けるだけの強度があるか、安全にトレーニングを行えるセーフティーバーなどがあるかも確認しておきましょう。
【選び方4】ホームジム向けか
省スペースでも設置できるハーフラックですが、ホームジム向けのものとそうでないものがあります。設置場所に余裕がない場合は、ホームジム向けのものを選ぶと設置しやすいでしょう。
例えば、1人でも設置できるタイプやハーフラックの重量が家庭向けのものなら、自宅にも安心して設置できます。ハーフラックの中には家庭以外に設置することを前提とした本格的なタイプのものあるので、注意して選びましょう。
【選び方5】予算に合っているか
ホームジム用のハーフラックは、比較的安価なことが多いですが、予算に合っているかどうかも確認しましょう。ホームジムを設置するためには、ハーフラック以外にもマットなど安全にトレーニングするために必要なものも揃えなくてはならないからです。
予算をできるだけ抑えたい場合は、セット商品を選ぶのもおすすめです。バーベルやプレートが別売りの場合は予算を超えてしまうこともあるため、必要なアイテムの値段も確認しながらハーフラックを選ぶとよいでしょう。
【厳選】おすすめのハーフラック5選
ホームジムにおすすめのハーフラックは、以下の5つです。
- ワサイ ハーフラック
- リーディングエッジ ハーフラック
- アイロテック ハーフラック
- ファンディングロード ハードベンチ
- ボディメーカー ハーフラック
順に紹介していきます。
1.ワサイ ハーフラック
自宅で気軽にトレーニングをしたい、という人におすすめなのが、ワサイのハーフラックです。シンプルなハーフラックで懸垂が行える点や、バーの高さを2段階に変えられる点が魅力です。
コンパクトなので自宅でも設置しやすく、本体やフレームの耐荷重も150kgあるので、初心者〜中級者なら十分ホームジム用として使えるでしょう。
2.リーディングエッジ ハーフラック
高重量のトレーニングも視野に入れているなら、リーディングエッジのハーフラックがおすすめです。ホームジム用として高重量を前提に作られており、ディップスやチンニングも行えます。
セーフティーバーもあるので、高重量でも安全にトレーニングできます。高さを3cmごとに調整できるので、どんな体型の人でも使いやすいでしょう。
3.アイロテック ハーフラック
十分なスペースと予算があるなら、アイロテックのハーフラックもおすすめです。シンプルで使いやすいハーフラックで、別売りのベンチなどと組み合わせればさらにトレーニングの幅を広げられます。
ただし、オリンピックバーベルシャフトを収納したい場合は高さが250cm必要です。購入前に天井のサイズを必ず測っておいてください。
4.ファンディングロード ハードベンチ
ベンチプレスを中心にトレーニングしたいなら、ファンディングロードのハードベンチがおすすめです。ベンチがついているタイプなので、これだけで目的のトレーニングが可能。背がないので圧迫感も少なくワンタッチで折りたためる点も、ホームジム用として優秀です。
ただし、ベンチ系トレーニングに特化しているのでチンニングなどはできない点に注意が必要です。
5.ボディメーカー ハーフラック
ベンチプレスやスクワットを中心にトレーニングするなら、ボディーメーカーのハーフラックがおすすめです。幅広のセーフティーバーがついているので、トレーニングが安全に行えます。また、チンニングバーもついており、支柱が太めで安定感がある点も魅力です。
トレーニンググッズを多数発売しているメーカーなので、名前になじみがあり安心感がある点もプラスになるでしょう。
トレーニング別|おすすめハーフラック
ホームジム用のハーフラックは、行いたいトレーニングを中心に考える方法もあります。4つのパターンに分けて、おすすめのハーフラックを紹介していきます。
スクワット中心|収納タイプ
スクワットをを中心に行うなら、収納タイプのハーフラックがおすすめです。プレートがしっかり収納できるタイプなら、邪魔にならずスペースを有効に使えるからです。
アイロテックのハーフラックのように、シャフトを収納できるタイプを検討してみてください。
ラットプルもしたい|ケーブル付きタイプ
ラットプルがしたい場合は、ケーブル付きタイプのハーフラックがおすすめです。ケーブル付きタイプはパワーラックに多いですが、最近はハーフラックにもリーズナブルなタイプが発売されています。
マルチステーションラックと言われる高機能なタイプも、ホームジム用としておすすめできます。オプションなどでつけられる場合もあるので、ハーフラックを選ぶときは丁寧に検討してみましょう。
ベンチプレス中心|トレーニングベンチ付きタイプ
ベンチプレスを中心に行いたいなら、トレーニングベンチ付きのハーフラックを選びましょう。別売りタイプよりも費用を抑えられるのが魅力で、すぐにホームジムが完成します。
別々に揃える場合は、別売りパーツにベンチプレスがあるタイプを選んでおくのがおすすめです。パーツが豊富で複数のトレーニングに対応しているものを選ぶと、好きなトレーニングを追加できるようになるので、途中でトレーニングを変えたくなってもハーフラックを活用できるでしょう。
いろんな筋トレがしたい|セット商品
いろんな筋トレがしたいなら、ホームジム用としてすべてセットになっているタイプを選ぶのがおすすめです。最初から複数のトレーニングを前提に考えられているため、費用を抑えながら必要なグッズを一度に揃えられるからです。
ただし、セット商品は選択肢が少ないことや、こだわりを重視できない点に注意が必要です。価格を優先しすぎて使い勝手が悪くなり、トレーニングの質が落ちては本末転倒です。セット商品を選ぶときは慎重に検討し、自宅でのトレーニング時間を充実させてくれる商品を選びましょう。
ハーフラックと一緒に購入すべき3つのアイテム
セット商品以外のものを選んだ場合は、ハーフラックと同時に以下の3つが必要です。
- バーベル
- プレート
- 床用マット
詳しく見ていきましょう。
【アイテム1】バーベル
ラックを購入するなら、バーベルが必要です。自重トレーニングよりもしっかり負荷をかけられ、より筋肉に刺激を与えられます。
パワーラックの大きさで置ける重さや長さが決まるので、サイズを良く見て購入することが大切です。
【アイテム2】プレート
高重量のトレーニングをするなら、追加できるプレートも購入しましょう。ハーフラックに収納できるタイプは、サイズを確認してから購入します。
耐荷重以上の重量は置けないので、高重量のトレーニングをしたい場合はラックにおける重さをしっかり確認しておいてください。
【アイテム3】床用マット
トレーニングで床を傷つけないよう、床用のマットも必要です。しっかり厚みがあり、床を傷や騒音から守ってくれるものを選びます。広さはラックよりやや広めサイズがおすすめです。
ジョイントタイプなら手軽に敷き詰められ、ホームジムを拡張したいときにも便利です。マンションなど階下への音が心配な場合は、特に衝撃吸収に優れたタイプを使ってみてください。
ハーフラックの3つのメリット
ハーフラックを使うメリットは、大きく3つあります。
- 自宅に設置しやすい
- 比較的安価に入手できる
- セーフティーが楽に設定できる
1つずつ見ていきましょう。
【メリット1】自宅に設置しやすい
ハーフラックのメリットは、自宅に設置しやすいサイズや重さだという点です。1人でも組み立てられるものも多く、安全にトレーニングできるスペースが簡単に設置できるのは大きなメリットです。
ジムに行く時間がない、ジムが遠くて通うのが大変な場合など、ハーフラックを使って自宅にホームジムを作れば、自分のペースで体を鍛えられるでしょう。
【メリット2】比較的安価に入手できる
ハーフラックは比較的安価なタイプも発売されているため、費用を抑えながら本格的なホームジムが作れる点も魅力です。パワーラックよりも安価に設置できるため、自宅で高重量トレーニングに挑戦しやすくなるでしょう。
ただし値段だけを優先すると行いたいトレーニングができない、使い勝手が悪いなどトラブルの原因になることもあります。値段と機能面のバランスを良く考え、長く活用できるハーフラックを選びましょう。
【メリット3】セーフティーが楽に設定できる
ハーフラックは、パワーラックに比べるとセーフティーバーが設定しやすいのも特徴です。パワーラックよりも長さが短めのものが多く、高さの調整が楽に行えるため気軽にトレーニングできるからです。
ただし、高重量トレーニングを行うなど安全性をより重視したいなら、パワーラックがおすすめ。行いたいトレーニングの内容によって、手軽さか安全性のどちらを優先したいのか、きちんと考えましょう。
ハーフラックの2つのデメリット
ハーフラックは手軽に設置できる反面、デメリットもあります。
- 安定性にやや欠けている
- 騒音対策が必要
詳しく見ていきます。
【デメリット1】安定性にやや欠けている
支柱が4本あるパワーラックに比べると、やはり安定性にやや欠けている点はデメリットです。
特に高重量トレーニングをしたい場合は耐荷重が足りず、ハーフラックでは希望するトレーニングができないこともあります。初心者である程度の重量トレーニングしか行わない場合は、ハーフラックでも十分でしょう。
自宅を本格的にホームジム化して、トレーニングジムと同様にハードなトレーニングをしたいと考えているなら、ハーフラックではなくパワーラック購入を検討してみてください。
【デメリット2】騒音対策が必要
自宅にホームジムを作るなら、騒音対策が欠かせません。衝撃吸収タイプの床マットなどを設置し、バーベルをハーフラックに置くときの音が響かないよう気を配りましょう。
特にマンションやアパートなどにホームジムを設置する場合は、近隣の住民に迷惑をかけないように細心の注意が必要です。夜遅い時間にはトレーニングしないなど、騒音対策だけでなくマナーを守ってトラブルを事前に避けましょう。
ハーフラックでホームジムを作るときの5つの注意点
ハーフラックでホームジムを作るときの注意点は、以下の5つです。
- 防音対策を行う
- 安全な場所に設置する
- 使う前に点検する
- 必ずセーフティーバーを使う
- 使用中はスマホなどを近くに置く
1つずつ解説していきます。
【注意点1】防音対策を行う
自宅にホームジムを設置する場合は、防音対策も忘れずに行いましょう。早朝夜間などのトレーニングを控えるだけでも、周辺への気配りになります。
床、窓など音への対策をしっかり行いましょう。特に金属音は響きやすく、周りに不快感を与えやすいため注意が必要です。防音カーテンや防音マットなど、簡単に音を遮断できるものもあるので活用してみてください。
【注意点2】安全な場所に設置する
ハーフラックは省スペースでも置けるのが魅力的ですが、トレーニングを安全に行うためには周りに余計なものは置かないようにし、不要なものは片付けるようにしましょう。
省スペースタイプだからこそ設置場所は余白部分を多めにとり、安全にトレーニングができる環境を整えることが大切です。便利だからとラックにものをかけたり、トレーニングに必要ないものを置いたりしないように気をつけてください。
【注意点3】使う前に点検する
トレーニングをするときは、事前にハーフラックが安全に使えるかどうかを点検しましょう。特にセーフティバーは、使うたびにしっかり確認することが大切です。
頑丈にできているハーフラックでも、もしもの可能性は捨てきれません。高重量のトレーニングは大怪我につながるため、たとえ新品のハーフラックでも必ず点検してから使ってください。
【注意点4】必ずセーフティーバーを使う
軽めの重量を扱うときも、必ずセーフティーバーを使ってください。セーフティバーを使っていなかった場合、もしもの時に自分を守ってくれるものがないため、大怪我につながります。必ず使うべきものなので、自分を過信せずきちんと使いましょう。
トレーニングに慣れてくると、これぐらいなら大丈夫と思ってしまうことが誰にでもあります。しかし、セーフティーバーは自分の命に関わることなので、必ず使うようにしてください。
【注意点5】使用中はスマホなどを近くに置く
予期せぬハプニングやトラブルが起きたとき、周りの人に知らせられるよう、ハーフラックを使うときは邪魔にならない場所にスマホなど連絡できるものを置いておきましょう。
音声で反応するSirやAlexaが使えるようにしておく、家に誰かがいるときにトレーニングするとさらに安心です。
ただし、足元やラックにスマホをかけておくのは危険なので絶対に避けてください。
ハーフラックはホームジムにおすすめ!安全性を重視して楽しくトレーニングしよう
ハーフラックは手軽にホームジムを設置できるアイテムで、自宅で簡単に高重量トレーニングが行えます。トレーニングの目的や内容に合わせて自分に合ったハーフラックを選べば、初心者から上級者まで誰でも自分のペースで鍛えられるでしょう。
安全のためにも、ラック周りの整理整頓やセーフティーの使用を徹底し、怪我をしないように気をつけてトレーニングを行いましょう。使用前の点検も忘れずに行ってください。また、ハーフラックにバーベルを置くときの金属音は意外に響くので、騒音対策もしっかり行いましょう。
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