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【簡単】シーテッドロウの正しいやり方を解説!たくましい背中を作る5つのコツ
「シーテッドロウの正しいやり方は?」
「効率よく鍛えられるコツってある?」
「なにか注意すべきことってあるのかな」
あなたはこんな風に考えていませんか?
シーテッドロウは、広背筋を主に鍛えられるので、たくましい上半身を手に入れられます。
ただし、当然ですが、コツや注意点を理解しておかないとトレーニングの効率は上がりません。
背中を曲げていたり、反動を使っていたりすると効率が落ちてしまうでしょう。
この記事では、シーテッドロウを実践しようと考えているあなたに向けて、以下の情報を解説します。
- シーテッドロウの正しいやり方
- たくましい背中を作る6つのコツ
- トレーニング時の注意点
「たくましい上半身を作りたい」「美しい後ろ姿を手に入れたい」という方はぜひ、今回の記事をご参考にしてください。
目次
シーテッドロウで鍛えられる部位
シーテッドロウは、専用のローイングマシンを使って背中全体の筋肉を鍛えるトレーニング。
トレーニングを行うことで、以下の筋肉を効率よく鍛えられます。
- 背中の下部〜脇下にある「広背筋」
- 肩周りの「僧帽筋中部・下部」
- ひじを曲げる際に働く「上腕筋」
背中にある筋肉を主に鍛えられるので、たくましい背中を作ることが可能です。
また、肩甲骨も使うことから、筋肉の血行を促進して肩こりの解消に繋げられます。
シーテッドロウの正しいやり方
シーテッドロウを行う前に、まずは下記の正しいフォームを身に付けましょう。
- 胸を起こしてマシンに座る
- プレートに両足を置いてバーを握る
- 背中をまっすぐ伸ばす
- 軽くバーを引っ張って胸を張る
正しいフォームが維持できたら、下記の手順でトレーニングを行います。
- バーを引いていく
- 背中をまっすぐにする
- 肩甲骨を意識しながらバーをさらに引く
- 息を吸い込みながらゆっくりとバーを戻していく
- 2〜4の手順を15〜20回ほど繰り返す
- 1分間のインターバルをはさむ
- 2〜3セットほど繰り返して完了
シーテッドロウは、体への負荷が他のトレーニングよりも小さいのが特徴です。
より負荷をかけたい場合は、プラス10kgほど重量を増やして調整しましょう。
シーテッドロウでたくましい背中を作る5つのコツ
シーテッドロウでたくましい背中を作る場合は、下記の5つのポイントを意識しましょう。
- 腕に力を入れ過ぎない
- 背中をまっすぐにする
- 呼吸を整えて腹圧をかける
- 脇をしめてトレーニングを行う
- 適切な負荷でトレーニングを行う
ここからは、それぞれのポイントについて解説します。
【コツ1】腕に力を入れ過ぎない
トレーニングを行う際は、バーを握る腕に力をあまり入れないようにしましょう。
腕に力が入りすぎると肩が上がって、広背筋に上手く刺激が伝わらなくなります。
腕に入れる力は、バーにかけるくらいの軽い力で問題ありません。
広背筋にしっかり負荷がかかるよう、腕に力を入れすぎないようにしましょう。
【コツ2】背中をまっすぐにする
トレーニング中に背中を丸めてしまうと、広背筋に上手く刺激を与えられません。
背中を丸めないように、肩甲骨を寄せて胸を張ることを常に意識しましょう。
上半身の姿勢は背中をまっすぐにしたまま、腕・肩甲骨だけが動いているイメージでトレーニングするのがコツです。
常に正しいフォームを維持して、背中の筋肉に刺激を与えながらトレーニングを継続しましょう。
【コツ3】呼吸を整えて腹圧をかける
シーテッドロウを行う場合は、呼吸を整えて腹圧をかけると背中に上手く負荷を与えられます。
腹圧が抜けると力が上手く出せなかったり、上半身が後ろに倒れやすくなったりする可能性が高く、トレーニング効率が落ちる可能性があります。
呼吸や腹圧も意識した上で、トレーニングを継続していきましょう。
【コツ4】脇をしめてトレーニングを行う
脇を開いた状態で動作を行うと肩が上がるので、腕の力で引く動作になり、背中の筋肉に上手く刺激が伝わりません。
トレーニング時は脇をしっかりとしめる意識を持ち、バーを引く時も肩がすくまないようにしましょう。
脇を開いたままトレーニングを行うと、ケガの原因になるので、注意しながら動作を行うことが大切です。
【コツ5】適切な負荷でトレーニングを行う
最初から限界以上の負荷でトレーニングを行わずに、自分に合った負荷を設定しましょう。
重量設定に関してはバーを引っ張って、お腹から10cmほどの位置に持ってこれる重量がベストです。
もし、余裕がある場合は、プラス10kg程度でトレーニングを行いましょう。
シーテッドロウを行う場合の注意点3選
シーテッドロウを行う場合、下記の3点に注意する必要があります。
- 反動を使わない
- フォームを崩さない
- 自分に合った回数でトレーニングを行う
間違ったトレーニングをしないためにも、1つずつチェックしていきましょう。
【注意点1】反動を使わない
バーを引く際に反動をつけてしまうと、背中の筋肉に上手く刺激が伝わりません。
バーを引く際はゆっくりとした動作を意識するのはもちろん、背中を意識して引っ張るように心がけましょう。
また、バーを戻す際にも力を抜かずに、筋肉を緊張させながらゆっくり戻す必要があります。
常に背中への負荷を意識しながら、より高い筋トレ効果を獲得しましょう。
【注意点2】動かす範囲を広げる
シーテッドを行う際に筋肉を動かす範囲が狭いと、背中の筋肉に十分な負荷がかかりません。
特にバーを戻す際に、スタート位置まで戻しきれていないと効果が下がります。
そこでバーを戻す際は、スタート位置まで戻っているか確認しながら動作を行いましょう。
バーを動かす範囲を最大限に広げながら、トレーニングする癖をつけるのが大切です。
【注意点3】自分に合った回数でトレーニングを行う
シーテッドロウを行う場合、目的ごとに回数を変えましょう。
目的 | 回数 |
限界の重量を伸ばしたい時 | 1~5回/1セットが限界の重量に設定する |
筋肉を大きくしたい時 | 6-10回/1セットが限界の重量に設定する |
筋持久力をアップしたい時 | 12~15回/1セットが限界の重量に設定する |
筋肉に十分な負荷を与えるには、筋肉の緊張時間を長くして、重量をかけて追い込む必要があります。
確実に筋肥大を狙いたい場合は、最低でも5セット以上でトレーニングしてみるといいでしょう。
シーテッドロウと合わせて行いたいトレーニング3選
シーテッドロウを行う場合、下記の3つのトレーニングを行うとより効果的です。
- ラットプルダウン
- ベントオーバーローイング
- ワンハンドローイング
ここからはそれぞれで鍛えられる部位、トレーニング方法をご紹介します。
【トレーニング1】ラットプルダウン
ラットプルダウンは、トレーニングマシンを使って懸垂のような動きを行うトレーニング。
上半身にある広背筋、僧帽筋も鍛えられるので、たくましい背中を作る際に欠かせないトレーニングと言えるでしょう。
手順は下記のとおりです。
- 肩幅よりも広めの手幅でバーを持つ
- 少し前の位置でバーを上に持ち上げる
- 負荷を意識してゆっくりと下ろす
- 胸に引きつけながら、ひじをあばらにつけて閉じていく
- バーを素早く持ち上げる
- 1~5を15回ほど繰り返す
- 1分間のインターバルをはさむ
- 2~3セット繰り返す
【トレーニング2】ベントオーバーローイング
ベントオーバーローイングはバーベルを持ち上げ、ゆっくり元の位置に戻すトレーニング。
前かがみで取り組む上に、高重量を扱えることから背中にしっかりと刺激を与えられます。
手順は下記のとおりです。
- バーベルをラックの腰の高さにセットする
- 目線をやや上に向け、股関節が90度ほど曲げる
- バーベルを持ち上げた状態で上体を曲げる
- ひざを軽く曲げた姿勢を維持する
- バーベルを引いて、下ろす動作を8回~10回ほど繰り返す
- 3分間のインターバルをはさむ
- 2~3セット繰り返す
【トレーニング3】ワンハンドローイング
ワンハンドローイングは、ベントオーバーローイングを片手のみで行うトレーニング。
別名「ダンベルローイング」とも呼ばれており、背中にある広背筋、僧帽筋はもちろん、肩周りにある三角筋も鍛えられます。
手順は下記のとおりです。
- 足を肩幅分まで広げ、片手&片足をベンチに乗せる
- 腰から首筋を丸めずに力を入れる
- 肩は上げず、軽く胸を張って肩を下げる
- ダンベルを握る
- ダンベルを横腹まで持ち上げる
- ゆっくりと負荷をかけてダンベルを下ろしていく
- 3~4の手順を8回〜10回ほど繰り返す
- 1分間のインターバルをはさむ
- 3セット繰り返して完了
シーテッドロウの効率をさらに高める4つのポイント
シーテッドロウの効率をさらに高めたいのであれば、下記の4つのポイントを意識しましょう。
- ストレッチを取り入れる
- プロテインを摂取する
- 睡眠をしっかり確保する
- 有酸素運動を取り入れる
ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。
【ポイント1】ストレッチを取り入れる
シーテッドロウを行った後は、広背筋のストレッチをして筋肉の疲労回復に努めましょう。
他にも
- 柔軟性アップ
- 運動機能アップ
- ケガのリスク防止
- 基礎代謝の向上
これらのメリットがあるので、トレーニング後に欠かさずに行う必要があります。
広背筋のストレッチを行う場合は、トレーニングマットを用意すると、体への負担を減らすことが可能です。
ストレッチを行う際の手順は、下記のとおりです。
- お尻から頭を一直線に伸ばして、あぐらをかいて座る
- 右手を上げて、左手で右手の手首をつかむ
- ゆっくりと左前に倒していく
- 20~30秒キープする
- ゆっくりと元に戻していく
- 逆側でも同じストレッチを繰り返す
【ポイント2】プロテインを摂取する
確実な筋肥大を狙うのであれば、筋肉の元になるタンパク質を摂りましょう。
効率よくタンパク質を吸収するためにも、吸収率の良いホエイプロテインを摂取するのがおすすめ。
こちらのプロテインは甘味料を使っているので飲みやすく、低カロリーなので安心して摂取できます。
タンパク質の吸収を促進するビタミンB群が入っていることから、吸収効率が高いのが強み。
栄養の吸収率が高まりやすい、トレーニング後30~45分以内に摂取して、確実な筋肥大を狙いましょう。
【ポイント3】 睡眠をしっかり確保する
筋肥大を起こしたいのであれば、筋トレ効果を上げるためにも睡眠をしっかりと確保しましょう。
十分な睡眠を行うことで、睡眠中に分泌される成長ホルモンにより、筋肉が大きくなります。
また、睡眠中に筋肉の緊張が緩むことで、疲労回復にも繋がり、筋トレのパフォーマンスが向上しやすいです。
睡眠不足の状態が続くと、筋トレの効果が下がってしまうので、睡眠をおろそかにせず自己管理していきましょう。
【ポイント4】有酸素運動を取り入れる
有酸素運動を行うと、毛細血管が発達して酸素や栄養が筋肉により多く送られます。
筋肥大しやすくなる上に、トレーニングの持久力も高めることが可能です。
取り組みやすい有酸素運動としては、次の例が挙げられるでしょう。
- ウォーキング
- ランニング
- 水泳
- 縄跳び
ただ、有酸素運動はやりすぎると、体がエネルギー不足になって筋肉が分解されてしまうので逆効果です。
1日30分~1時間以内を目安に有酸素運動を継続しましょう。
シーテッドロウに役立つアイテム4選
シーテッドロウを行う場合、下記の4つのアイテムがあると便利です。
- パワーベルト
- パワーグリップ
- シューズ
- チューブ
ここからは、それぞれのおすすめアイテムについて詳しく解説します。
【アイテム1】パワーベルト
シーテッドロウでは、腰に負担がかかりやすいため、腰を守るパワーベルトがあると安心です。
腹圧を高めてくれる効果もあるので、より重い重量を扱えるようになります。
こちらのパワーベルトは、内側には分厚いパットがあり、装着時の負担を軽減することが可能です。
滑り止め加工もあるので、初心者の方でも使いやすいパワーベルトと言えます。
【アイテム2】パワーグリップ
シーテッドロウでは、バーベルを握るのでパワーグリップがあるとより安定します。
握力を補助してくれることから、重いバーベルでも持ちやすくなるでしょう。
こちらのパワーグリップでは、ノンスリップラバー素材を採用しており、高い保持力が実現できます。
簡単に着脱できるので、ストレスを感じずに使い続けられるでしょう。
手のひらを保護して、トレーニングの安定性を確保したい方におすすめです。
【アイテム3】シューズ
シーテッドロウでは、重いバーベルを扱うことが多いので、底が薄く硬いシューズがおすすめ。
アウトソールに衝撃吸収材のクッションが使われているものだと、クッションが沈み込んで安定性を維持しにくいです。
足首やひざがねじれやすくなるので、ケガの原因にも繋がりやすくなるでしょう。
こちらのシューズであれば、足の形に合わせてぴったりと密着するためトレーニングがしやすいです。
強く踏みしめても接地面からズレにくいので、重いバーベルを扱う場合でも問題ありません。
【アイテム4】チューブ
チューブはいつでも使える上に、負荷を簡単に変えられるため、トレーニング時に便利なグッズ。
トレーニングはもちろん、ストレッチにも使えるのがメリットです。
こちらのチューブは5本のトレーニングチューブが入っており、50kgまでの負荷調整が簡単にできます。
高品質のラテックス素材と、頑丈なカラビナを使用しているので耐久力が高く、安心して使い続けることが可能。
握りやすいように改良されており、滑りにくいためトレーニング初心者の方におすすめです。
シーテッドロウを正しいやり方で実践して、たくましい背中を手に入れましょう!
シーテッドロウは、専用のローイングマシンを使って、背中全体の筋肉を効率よく鍛えられるトレーニングです。
正しく継続することで、たくましい背中を手に入れられます。
ただ、下記の注意点を把握していないと、効果が下がるので注意が必要です。
- 反動を使わない
- フォームを崩さない
- 自分に合った回数でトレーニングを行う
他にも「ラットプルダウン」「ベントオーバーローイング」なども行うと、効率よく背中を鍛えられます。
今回の記事を参考に、取り組めるトレーニングからチャレンジして、たくましい背中を手に入れましょう。
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