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スロージョギングは効果ありすぎ?痩せる理由と5つの効果、正しいやり方まで徹底解説!
「スロージョギングが効果ありすぎって本当かな?」
「正しい走り方や、効果的な取り組み方を知りたい!」
「痩せるためにはどうやって走ればいいの?」
このような疑問を抱えていないでしょうか。
スロージョギングは、ウォーキングよりカロリーが消費でき、ダイエットや体にいいと注目されている有酸素運動です。脂肪燃焼効果があるため、ダイエットを目的に取り組む人もいます。
しかし、正しい方法で取り組まなければ十分な効果が得られず、ダイエットが失敗してしまう可能性もあります。
この記事では、スロージョギングについて以下の内容を解説します。
- スロージョギングが効果ありすぎと言われる理由
- スロージョギングの効果
- 正しいやり方と注意点
スロージョギングにチャレンジして効率良く痩せたい、体力をつけたいと考えている人は、ぜひ最後までお読みください。
目次
スロージョギングは効果ありすぎ?と注目されている
スロージョギングとは、隣の人と笑顔で話せるぐらいのスピードで行うジョギングのことです。歩くよりやや早いぐらいのスピードで行い、息がきれない程度で走ります。ジョギングなのにキツくないどころか、楽に感じられるのが魅力です。
スタミナアップや脂肪燃焼に効果的な有酸素運動と、筋力アップができる筋力トレーニングを合わせた運動のため、高い効果を得られるのが特徴です。また、ウォーキングの2倍のカロリーが消費でき、強度が低いというメリットがあります。
運動経験が少ない人やダイエットにもおすすめで、強度に比べて効果がありすぎると注目されています。
スロージョギングが効果がありすぎと言われる理由
スロージョギングが効果ありすぎと言われる理由は、主に以下の4つです。
- 消費カロリーがウォーキングの2倍
- 負荷が少ないので継続しやすい
- メタボ改善や脳の活性化など様々な効果がある
- 子供から高齢者まで誰でも簡単に取り組める
スロージョギングで得られる効果についてはこのあと詳しく解説しますが、強度や負荷に比べて効果が高いことが主な理由です。年齢を問わず取り組める点や、想像以上に楽な運動であることも、効果がありすぎと言われる理由と言えます。
スロージョギングで得られる5つの効果
スロージョギングで得られる効果は、大きく5つあります。
- 脂肪燃焼して痩せる
- 疲労回復しやすくなる
- ストレスが解消される
- 体力が向上する
- 生活習慣病の予防になる
詳しく見ていきましょう。
【効果1】脂肪燃焼して痩せる
スロージョギングの嬉しい効果は、脂肪燃焼して痩せることです。スロージョギングは有酸素運動になるため、脂肪燃焼効果がありダイエットに役立ちます。同じ有酸素運動であるウォーキングに比べて、大臀筋や大腿四頭筋などの大きな筋肉を使うためエネルギー消費量も大きく、効率良く痩せられるのです。
また、ジョギングに比べると強度が低いため継続しやすく、結果的にダイエットにつながります。足腰にかかる負担が少ないので、体力や筋力がない人でも続けやすいのです。
スロージョギングなら、ウォーキングやジョギングで挫折した人でも運動を継続でき、楽しく脂肪燃焼しながら痩せられるでしょう。
【効果2】疲労回復しやすくなる
スロージョギングは、低い負荷で運動を行えるため、疲労物質が体にたまることなく運動できます。また、適度な運動で血流が良くなり、疲労物質の排出をうながしてくれるため、疲労回復効果につながるのです。
スロージョギングが心地良く感じるのは、こうした疲労回復効果も大きく影響しています。疲れがたまることなく、逆に体を動かすことによる爽快感が残るため、続けられるのです。
【効果3】ストレスが解消される
スロージョギングで体を動かし、全身の血流が良くなると、ストレスの発散やリフレッシュ効果にもつながります。運動することで気分転換になるだけでなく、ドーパミンやセロトニンなどが分泌され、幸福感を感じたり心の安定につながったりするからです。
運動はストレス解消だけでなく、ストレスに強い心や体を作ることにも有効なことが研究でわかっています。運動を継続することで、体だけでなく心の健康にもつながるのは大きな魅力です。
【効果4】体力が向上する
スロージョギングで無理なく運動を続けることで、体力も向上します。スロージョギングは体力がない人や運動経験が少ない人でも継続できる強度の弱い運動のため、効率良く体力をつけられるのです。
スロージョギングなら、歩くような速さで走ればいいので、怪我のリスクを最小限に抑えながら少しずつ運動に慣れていけます。体力のない人でも、体への負担を最小限にしながら鍛えられるため、知らず知らずのうちに体力が向上するでしょう。
【効果5】生活習慣病の予防になる
スロージョギングは、さまざまな生活習慣病の予防にも有効です。例えば以下のような生活週間病は、運動習慣がある人ほど低くなることがわかっています。
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
- 高血圧症
- 糖尿病
厚生労働省は、生活習慣病の予防を目的とした身体活動や適度な運動を推奨しています。スロージョギングのような適度な運動を無理なく行うことで、生活習慣病の発症リスクを下げ、健康で長生きできるのです。
スロージョギングの消費カロリー
実際にスロージョギングでどのくらいのカロリーを消費できるのか、見ていきましょう。
運動の消費カロリーは、メッツに時間をかけることで求められます。メッツ(METs)とは、運動や身体活動の強度を表したもので、ウォーキング、スロージョギング、ジョギングのメッツはそれぞれ以下の通りです。
運動の種類 | メッツ |
ウォーキング | 3.0 |
スロージョギング | 6.0 |
ジョギング | 7.0 |
体重50kgの人が1時間、それぞれの運動を行った時の消費カロリーは以下のようになります。
消費カロリー(kcal)= 身体活動量(メッツ)× 時間(h)× 体重(kg)× 1.05
運動の種類 | 消費カロリー(kcal) |
ウォーキング | 157.5kcal |
スロージョギング | 315kcal |
ジョギング | 367.5kcal |
ウォーキングに比べて、スロージョギングの消費カロリーが2倍ほどあるのがわかります。スロージョギングよりも強度の高いジョギングは、同じ時間運動したときの消費カロリーがそこまで高くないので、スロージョギングは負荷が軽く消費カロリーが高い運動だと言えます。
スロージョギングの正しいやり方
スロージョギングの正しいやり方は、以下の通りです。
- 歩くぐらいの速さで、歩幅は小さくする
- 足の指の付け根で着地するように意識する
- 背筋をまっすぐ伸ばし、自然な呼吸で走る
隣の人とにこにこと話しながらできるぐらいのペースを守り、歩幅は10〜40cm程度が目安です。初めは1日10分程度から体を慣らしていきましょう。
慣れれば1日30分、週3回程度を目標に増やしていきます。10分を3回の小分けにしてチャレンジしても大丈夫です。無理せず継続してスロージョギングを行うことが大切なポイントです。
スロージョギングの効果を高める5つのポイント
スロージョギングの効果を高めるポイントは、以下の5つです。
- フォアフット着地を意識する
- 正しい姿勢を守る
- 運動前後にストレッチを行う
- 1日10分程度から始める
- 楽しく継続する
詳しく説明していきます。
【ポイント1】フォアフット着地を意識する
フォアフット着地とは、足の指の付け根あたりで着地することです。フォアフット着地を意識することで足への衝撃をやわらげ、ひざや腰に過度な負担がかかるのを防いでくれます。
フォアフットはその場で足踏みやジャンプをするときに着地するところで、つま先ではないため注意しましょう。着地後に踵が着くのはOKです。慣れるまでは、踵やつま先で着地していないか、こまめにチェックするとよいでしょう。
【ポイント2】正しい姿勢を守る
スロージョギングを行うときは、正しい姿勢を意識しましょう。姿勢良く走ることで、楽に走れるようになります。
あごは軽く上げ、背筋を伸ばすのがポイントです。下を向いたり背中を曲げたりしないように注意して、走ってみてください。
【ポイント3】運動前後にストレッチを行う
運動前後のストレッチも、スロージョギングの効果をアップさせるポイントです。事前にストレッチを行うことで、血流が良くなり体が適度に温まり筋肉の柔軟性や関節の可動域が高まります。また、怪我の予防にも効果があります。
一方、運動後のストレッチは、老廃物の排出を促進し、筋肉痛や怪我の予防に効果的です。ゆっくりストレッチすることでリラックス効果もあり、疲労回復効果が高まるため、スロージョギングの効果アップにつながります。
スロージョギングは体への負担が少ない運動ですが、運動前後にストレッチを取り入れることで、より体への負担をやわらげ効果を高めてくれるでしょう。
【ポイント4】1日10分程度から始める
スロージョギングの効果を高めるには、無理しないレベルで継続することが大切です。最初は1日10分程度から始め、継続することを意識しながら取り組みましょう。
10分が難しい場合は、3分を3回など、小分けして取り組んでも効果は変わりません。続ければ少しずつ長い時間走れるようになるので、少しずつ継続しながら体力をつけていきましょう。
【ポイント5】楽しく継続する
スロージョギングの秘訣は、楽しく継続することです。景色やおしゃべりを楽しみながら、楽な気持ちで続けていきましょう。運動が辛すぎる場合は、速さや取り組み方が合っていないと考えられるため、楽しく続けられるスピードや時間、回数まで落とすことが大切です。
楽しく運動できれば、より継続しやすくなります。体に負担がかかるスピードにしたり、無理して毎日走ったりすると続かなくなるため、楽しく取り組めるように工夫して、スロージョギングを続けていきましょう。
スロージョギングをダイエットに取り入れるときの3つの注意点
スロージョギングをダイエットに取り入れるときの注意点は、以下の3つです。
- 食事管理も行う
- 無理のない頻度で行う
- 睡眠時間を7時間以上取る
詳しく説明していきます。
【注意点1】食事管理も行う
ダイエット目的でスロージョギングに取り組む場合は、食事管理も同時に行いましょう。アンダーカロリーを意識し、栄養バランスに気をつけるだけで効率よく痩せられます。
スロージョギングが効果の高い運動とはいえ、暴飲暴食や1日の消費カロリー以上のカロリー摂取を続けていては、ダイエットは成功しません。食事管理をしっかり行えば、太らない食事習慣を作れます。
正しい食事習慣とスロージョギングを組み合わせれば、スルスルと体重が落ちていくことでしょう。
【注意点2】無理のない頻度で行う
スロージョギングは負荷の少ない運動ですが、自分の体力に合わせた無理のない頻度で行うことが大切です。体力がないのに最初から1日30分運動するなど、無理をするとキツくなり続かなくなってしまいます。
続けることで少しずつ効果が現れてくるため、継続することが大切です。体力やきつさを感じる度合いは個人差があるため、必ず自分にあったペースで行い、無理のない頻度で続けられるように取り組みましょう。
【注意点3】睡眠時間を7時間以上取る
効率良く痩せるためには、睡眠時間をしっかり取ることも大切です。睡眠中は脂肪を分解させたり食欲を抑えたりするホルモンが分泌されるため、よく眠ることで効率良く痩せられます。逆に睡眠時間が不足してしまうと、食欲を高めるホルモンが分泌してしまうため、肥満になりやすいのです。
ダイエット中は7〜8時間の睡眠を取るのが理想です。朝早く起き夜は早く寝るなど、生活リズムを整えて睡眠時間を確保できるように努力してみてください。
スロージョギングに取り組み痩せた人の口コミ
最後に、スロージョギングに取り組んだ人の口コミを紹介します。
https://twitter.com/hayaokidori55/status/1665460091321999361
スロージョギングを始めて6か月で、体重が-10kg、体脂肪率が-10%になり、体年齢も10代になったそうです。始めてから1〜2か月で体重が落ち始めたそうで、現在も続けている様子です。ご近所のスロージョギングで頻度は2日に1回(週3回ペース)時間は30分程度でYouTubeなどを聴きながら取り組まれています。
スロージョギングもダイエットも、継続することが大切です。始めてすぐ体重が落ちるわけではないので、気長に自分のペースで取り組むことが大切です。食事管理なども合わせれば、効率良く体重や体脂肪を落としていけるでしょう。
スロージョギングは効果ありすぎ!自分のペースで取り組んでみよう
スロージョギングは、脂肪燃焼や体力向上などの効果があり、ダイエットにも有効です。体への負荷が少なく誰でも楽しく続けられるため、効果を感じやすいのも大きなメリットです。
自分のペースで取り組めるので、体力がない人でも気軽に始められます。続けることで少しずつ体力や筋肉がつくので、さらに効果を感じられるようになるでしょう。最初は10分からでもいいので、無理のない速さと時間で取り組んでみてください。
このコラムでは、他にもダイエット・ボディメイクに関するお役立ち情報を発信しています。ぜひ他の記事もご覧下さい。