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スクワットにベルトは必要ない?効果や正しい使い方・注意点まで徹底解説!おすすめ5選も紹介
「スクワットをするときにベルトは必要かな?」
「おすすめのトレーニングベルトが知りたい」
「スクワットベルトを使うなら何キロから使えばいいの?」
このような疑問を抱えていないでしょうか?
トレーニングベルトとは、筋トレ中に使う腰に巻いて使うベルトのことで、パワーベルトやウェイトリフティングベルトなどと呼ばれたりします。
高重量を扱うときによく使われ、正しいフォームの維持や怪我の予防に役立つため、ハードなトレーニングをする人に人気です。
しかし、初心者やそこまで高重量を扱わない人の場合、本当に必要かどうか気になるのではないでしょうか。
この記事では、スクワットをするときのベルトについて、以下の内容を解説します。
- スクワットでトレーニングベルトを使う効果
- ベルトを選ぶときのポイントや注意点
- おすすめのスクワットベルト
ベルトの正しい巻き方についても解説しますので、スクワット中にベルトを使ってみたいと思っている人やこれから高重量にチャレンジしていきたいと考えている人はぜひ最後までお読みください。
目次
スクワットベルトは必要ない人とおすすめの人がいる
結論からいうと、トレーニングベルトを着用することで得られる効果を吟味した上で、使うか使わないかを判断するのがおすすめです。
スクワットでベルトをしない人もたくさんいます。必ずつけなければならないというわけではありませんが、着用したほうがいい人も中にはいることも事実です。
スクワット中にトレーニングベルトを使うと、高重量を扱ったハードなトレーニングが簡単に行えます。そのため、自重でスクワットを行う場合やそこまで高重量のバーベルなどを使わない場合は、必要ないと言えるでしょう。
逆に、高重量を持った時に体幹が安定しない人や腰痛などを防止したい人、高負荷でしっかりトレーニングしたい人にはおすすめのアイテムです。
スクワットでトレーニングベルトを使う4つの効果
スクワットでトレーニングベルトを使うと、以下の4つの効果が期待できます。
- 腰回りが安定する
- 怪我の防止になる
- 高負荷のトレーニングができる
- モチベーションアップにつながる
詳しく見ていきましょう。
【効果1】腰回りが安定する
高重量を支えるためには腰回りや体幹がしっかりしていないとグラグラしてしまい、怪我の原因になりかねません。トレーニングベルトを腰回りにきつめに巻くことで、体幹や腰回りが安定しトレーニングがしやすくなります。
特に高重量を扱わなくても、スクワットをするときになんとなく体幹が安定しないという人は着用するのがおすすめです。ベルトを活用することで力の入れ方や体の使い方がわかりやすくなり、正しい姿勢でスクワットする助けになるでしょう。
【効果2】怪我の防止になる
トレーニングベルトをつけると姿勢に意識が向きやすくなるため、正しいフォームを維持できるようになり、腰痛や怪我の予防につながります。フォームが安定しない人や初心者で正しい姿勢を覚えたいときにも効果的です。
特に高重量になればなるほどフォームが崩れやすくなり怪我をする可能性も高くなるので、トレーニングベルトでしっかり固定をしておくのがおすすめです。
腰痛持ちの人が負荷を少しずつ増やしていく場合も、トレーニングベルトがあると安心してチャレンジできるでしょう。
【効果3】高負荷のトレーニングができる
トレーニングベルトがあると、高負荷のトレーニングも安定して進められます。お腹を締めることでしっかり腹圧が高まり、腰や背中への負担を軽減しながら高い負荷をかけられるようになるからです。
高負荷のトレーニングは初心者や腰痛持ちの人には不安を覚えるものですが、トレーニングベルトを使うことで体幹をしっかり固定して安全に行えるようになります。
スクワットで安全に負荷を増やしていきたいときにも、トレーニングベルトが役立つでしょう。
【効果4】モチベーションアップにつながる
トレーニングベルトをしっかり締めることで、気持ちも引き締まりモチベーションのアップにもつながります。 高負荷のトレーニングに挑戦するときは、やっぱり気持ちを少しでもあげておきたいもの。
かっこいいトレーニングベルトを使ったり、ベルトを締めて体勢を整えたりすることで、やるぞ!という気持ちになり、トレーニングを頑張れるのも大きな効果と言えるでしょう。
スクワットベルトを選ぶときのポイント6つ
スクワットベルトは、自分に合ったものを選ぶことが大切です。選ぶときのポイントは以下の6つです。
- 素材
- バックル
- ベルトの幅
- サイズ
- メーカー
- 価格
詳しく見ていきましょう。
【ポイント1】素材
トレーニングベルトの主な素材は、大きく2つに分けられます。それぞれの特徴は以下の通りです。
素材 | 特徴 |
革製 | ・伸縮性が少なく、お腹周りをしっかり締められる ・高重量を扱う上級者向け ・しっかり固定したい人や腹圧をよりかけたい人におすすめ ・お手入れにやや手がかかるのが難点 |
ナイロン製 | ・柔らかくフィット感が高い ・初めてのトレーニングベルトにおすすめ ・お手入れのしやすさやほどほどの固定感が得られる ・女性でも使いやすい |
素材から生まれる大きな違いは、装着感です。革製のトレーニングベルトはしっかりしており、高重量を扱う上級者向けのアイテムと言えます。
一方で、ナイロン製のトレーニングベルトは柔らかく、装着感が革製よりも優しいので、女性やトレーニングベルトが初めての人にも使いやすいでしょう。
装着感は大きなポイントになるため、初めてトレーニングベルトを購入するならナイロン製や革製の中でも柔らかいものを選ぶとよいでしょう。
【ポイント2】バックル
トレーニングベルトのバックルタイプは大きく4つあります。特徴は以下の通りです。
バックルタイプ | 特徴 |
ピン | ・穴の空いたベルトにピンを差し込んで固定する ・ピンは1本または2本で、2本の方がよりしっかり固定できる ・革製のトレーニングベルトはピンタイプが主流 ・しっかりホールドしたい人や高重量を扱いたい人におすすめ。 |
フックバック | ・フックを引っ張るだけでベルトを外せるタイプ ・着脱のしやすさを重視する人におすすめ ・パワーリフティング用のベルトに多く採用されている |
レバー | ・ワンタッチで装着が簡単な金具で固定するタイプ ・ピンタイプと違って経年劣化で穴が傷む心配が不要で細かな調節ができるタイプもある ・着脱のしやすさを優先したい人におすすめ。 |
マジックテープ | ・ナイロン製のトレーニングベルトに採用されており調整が無段階にできる ・あまり強度を保てないため、腹圧をかけすぎるとずれてしまうことがある ・そこそこの締め上げ感が欲しい人や細かな調整がしたい人におすすめ。 |
バックルは素材によって大きく変わります。ナイロン製の場合はマジックベルトで締め付けを柔軟に調整できるのが特徴です。
一方、革製のトレーニングベルトはしっかり固定するために着脱がしにくいピンタイプと、着脱のしやすいフックバック・レバータイプに分かれます。
初心者は、調整がしやすいマジックベルトがおすすめです。革製を選ぶときは、調節穴が多いものや調整しやすいレバータイプがよいでしょう。
高重量を扱うハードなトレーニングをする人は、ピンタイプでしっかり固定するとよりホールド感が高まり姿勢が安定します。
【ポイント3】ベルトの幅
トレーニングベルトの幅は、以下の2つです。
ベルトの幅 | 特徴 |
幅広タイプ | ・しっかり固定してくれるので安定感がある ・高重量トレーニングをしたい人向け |
お腹側の幅が細くなっているタイプ | ・装着しやすくよりフィット感が得られる ・幅広部分が腰だけなので違和感を覚えにくい |
ベルトの幅は10cm前後のものが多くなっています。幅広タイプは高い安定感が得られるものの、慣れていないと違和感を覚えやすいため初心者には向いていません。
特に革製のものは、購入してしばらくは柔らかさが足りず装着感が強めです。 腰部分のみでは物足りなくなったり、より安定感が欲しいと感じたりしたときは、幅広タイプへの切り替えを検討してみると良いでしょう。
【ポイント4】サイズ
トレーニングベルトは、ウエストサイズに合ったものを選びましょう。特にしっかり締められるサイズのものを選ぶことが大切です。
特に胴回りが大きい人、小さすぎる人はサイズをしっかり確認してください。
ベルトに穴が空いているタイプは、締められる・広げられる範囲に制限がかかってしまいます。サイズが気になるときは、無段階に調節できるタイプを選ぶとよいでしょう。
【ポイント5】メーカー
トレーニングベルトは、さまざまなメーカーから発売されています。人気のあるメーカーは以下の通りです。
- GOLD’S GYM(ゴールドジム)
- ALLOUT(オールアウト)
- SBD(エスビーディー)
- Schiek(シーク)
- RDX(アールディーエックス)
メーカーのロゴなどがベルトに大きくデザインされているものも多いので、見た目も選ぶポイントになるでしょう。
性能などもそれぞれのメーカーごとに特色がありこだわりを持って作られているため、違いを比べてみると選びやすくなります。
好きなメーカーのトレーニングベルトをつけると、モチベーションもアップし楽しくトレーニングできるでしょう。
【ポイント6】価格
一般的に革製のトレーニングベルトはやや高く、ナイロン製のものは比較的お手頃価格で購入できます。初心者がお試しに購入するなら、数千円で購入できるナイロン製のトレーニングベルトで十分でしょう。
高負荷でスクワットを行う場合は、やや高めにはなりますが革製の本格的なトレーニングベルトがおすすめです。安いものなら1万円前後で購入でき、しっかりお手入れすれば長年使えます。
予算に合わせて選んでみてください。
スクワットベルトの正しい巻き方(締め方)
スクワットベルトは正しく装着しないと意味がありません。巻き方のポイントは以下の2つです。
- 腹圧がしっかりかかるように巻く
- 正しい位置で巻く
トレーニングベルトは、腹圧をしっかりかけることを目的に使います。そのため、ややきつめに巻くのがポイントです。息を吐いて肋骨を締めた状態で、おへそあたりに装着しましょう。
あまりきつく締めすぎると血圧が上がりすぎてしまいますが、ゆるすぎても腹圧がかからずベルトを締める意味がなくなってしまいます。
指1本入るぐらいを目安に、しっかり締めるようにしましょう。
スクワットベルトのおすすめ5選
スクワットをするときにおすすめのトレーニングベルトを5つ紹介します。
1. ゴールドジム(GOLD`S GYM) トレーニングベルト|シンプルで扱いやすい
>ゴールドジム(GOLD`S GYM) トレーニングベルトBK G3368
世界中にフィットネスクラブを展開する、ゴールドジムのこだわりが詰まったトレーニングベルトです。初心者にも扱いやすいように、お腹の部分が細めにできています。
2本ピンでしっかり固定できる革製で、上級者にもおすすめです。
黒地に金色で美しく刺繍されたゴールドジムの文字が、筋トレのモチベーションも上げてくれるでしょう。
2. グロング GronG ウエイト トレーニングベルト|手頃な価格でお試ししやすい
>グロング GronG ウエイト トレーニングベルト リフティングベルト 筋トレ用
グロングは、トレーニング用品やプロテイン・サプリメントなどを販売するトータルスポーツブランドです。
ナイロン製で初めてのトレーニングベルトやお試しにもピッタリ。価格も手頃なので、トレーニングベルトの効果や装着感を試してみたい時におすすめです。
3. ALLOUT パワーリフトベルト レザーベルト|牛革製・ホールド力も抜群
ALL OUTはトレーニング用品を専門に扱うメーカーです。最高級の牛革を使い、細部までこだわって高いホールド力を実現させています。
フィット感や耐久性に優れており、衛生面への配慮もされているので長く使えます。本格的なトレーニングベルトが欲しい人にもおすすめです。
4. ALLOUT オールアウト トレーニングベルト|着脱が簡単で女性も使いやすい
>ALLOUT オールアウト トレーニングベルト パワーベルト リフティングベルト 筋トレ 男女兼用 初心者~プロ対応
ナイロン製で軽量のトレーニングベルトです。ワンステップですぐに装着でき、汗などで汚れが気になるときは丸洗いできるのがポイント。おしゃれなデザインで女性も使いやすいでしょう。
使いやすさや装着感・持ち運びやすさにもこだわっているので、普段から気軽に使えるトレーニングベルトを探している人にもピッタリです。
5. RDX トレーニングベルト|耐久性とホールド感が抜群
>RDX トレーニングベルト ウェイトリフティングベルト WBS-4RB
RDXはイギリスのフィットネス総合ブランドで、欧米から定評があるメーカーです。高い耐久性とホールド感があるトレーニングベルトで、革製ながら手頃な価格も魅力的です。
調節穴が10個あるので、自分にピッタリの締め具合でトレーニングできます。2ピンタイプでしっかり固定できるので、高重量を扱いたい人におすすめです。
スクワットでトレーニングベルトを使うときの3つの注意点
スクワットでトレーニングベルトを使うときは、以下の3つに注意してください。
- 長時間装着しない
- 正しく装着する
- メンテナンスや使用前に点検を行う
詳しく説明していきます。
【注意点1】長時間着用しない
ベルトをきつく締めると血圧が上がるため、装着しっぱなしで長時間トレーニングしないようにしましょう。インターバルで一回外すなど、適宜休憩を挟むことが大切です。
特にきつく締め上げて高重量を扱うときは、こまめに緩めることが大切です。また、心臓や血管などに持病がある場合は、使用前に医師に相談してから使用するようにしてください。
【注意点2】正しく装着する
トレーニングベルトは正しく装着しないと意味がありません。緩くしすぎないように注意し、腹圧がしっかりかかっているかどうか確認しながらトレーニングを行いましょう。
正しく装着することでしっかり腹圧がかかるようになり、スクワットで最も負荷のかかる切り返しでパワーが出るようになります。
装着の仕方や腹圧のかけ方がよくわからないという場合は、ジムでトレーナーなどから指導を受けてみることをおすすめします。
【注意点3】メンテナンスや使用前に点検を行う
トレーニングベルトは、素材に合ったメンテナンスを行い、使用前の安全点検を怠らないようにしましょう。
革製タイプは洗えないため、汗などがついたときはすぐに拭き取るようにします。汗がつきっぱなしだと劣化が進みやすいため、こまめにお手入れするようにしてください。
また、使用前は必ず安全点検を行い、ベルトに亀裂がはいっていないかや、バックルでしっかり止められるかなどを確認しましょう。
特に革製のピンタイプは、調節穴が大きく広がるなどして亀裂が入ることがあります。 トレーニング中にベルトが破損すると怪我をしかねないため、毎回ベルトの状態をチェックしてから装着するようにしてください。
スクワットでトレーニングベルトを使うときに気になる疑問
スクワットでトレーニングベルトを使うときに、よくある質問をまとめました。
【疑問1】スクワットベルトが必要なのは何キロから?
高重量を上げるときは、トレーニングベルトを使うとよいでしょう。何キロからという目安は特にありませんが、姿勢が安定しないときや、十分上がらなくなったときはトレーニングベルトを使うタイミングの1つです。
初心者や低重量では必ずしも必要ではありませんが、腰を痛めやすい人や体幹がブレやすい人は、トレーニングベルトを使うと大きな効果を感じられるでしょう。
【疑問2】ベルトをつけると痛みを感じてしまいます
ベルトを装着することで痛みを感じてしまうときは、正しく装着できているか確認してみましょう。ベルトの位置が悪かったり必要以上に締め付けすぎたりしていると痛みが出やすくなります。
正しく装着していても痛みが出る場合は、ベルトの幅や素材を変えてみることをおすすめします。柔軟性の高い革でできたベルトは体に馴染みやすくフィットしやすいので、ぜひ試してみてください。
【疑問3】トレーニングベルトでウエストが細くなりますか?
トレーニングベルトにウエストを細くする効果はありません。ウエストを細くしたいなら、ウエストシェイパーを使いましょう。
トレーニングベルトの役割は腹圧の向上であって、ウエストを絞るわけではありません。ウエストの補正効果を得るには、幅が広くウエスト全体をしっかり締められる痩身専用のタイプがおすすめです。
スクワットにベルトはおすすめ!自分に合ったものを使ってトレーニング効率をアップさせよう
高重量で負荷をかけてスクワットをするなら、ベルトを使って体幹や姿勢を安定させるとより効率よく体を鍛えられるでしょう。
初心者や女性なら、価格が手頃で締め付けの調整がしやすいナイロン製のトレーニングベルトがおすすめです。 高重量でしっかり負荷をかけてトレーニングしたい人や、効率よく筋肥大させたい場合は、革製の本格的なベルトがピッタリです。
ホールド感がありしっかり固定できるタイプなら、高重量でもしっかり下半身で支えられるでしょう。
トレーニングベルトでウエストを締めると、腹圧がしっかりかかるようになりますが、血圧も上がってしまいます。長時間の装着は避け、こまめに緩めて血圧が上がりすぎないように注意してください。
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