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【初心者必見】トレッドミルの選び方のポイント7つとより効果的に使用する方法を簡単解説
「トレッドミルの選び方が知りたい」
「トレッドミルと外でランニングする違いがわからない」
「そもそもトレッドミルとは」
と考えている人も多いのではないでしょうか。
トレッドミルとは室内で使用する健康器具のことでルームランナーとも言います。
ジムではもちろん、自宅などでも気軽に走れるため人気も高いです。自宅で使用する場合にはサイズや傾斜の最大角度をしっかりと確認する必要があります。
そこでこの記事では以下の点について、トレッドミルを初めて使用するという人にも分かりやすいように解説します。
- トレッドミルと外で走ることの5つの違い
- トレッドミルの選び方のポイント
- より効果的な使い方
トレッドミルを使って運動したいという人はぜひ参考にしてみてください。
トレッドミル(=ルームランナー)とは屋内で使用する健康器具のこと
トレッドミルとは上記写真のように、自動で流れるベルトの上でランニングやジョギングを行う健康器具のことです。
ルームランナーとも呼ばれ、こちらの方が聞き慣れている方も多いかと思います。
トレッドミルは自動的に流れるベルトの上を走るトレーニング方法であるため、筋肉にかかる刺激は少ないです。その代わりに、2~3%の傾斜やピッチを速めて負荷を重くします。
急な悪天候でも運動ができる点も大きなメリットと言えます。
トレッドミルと外で走ることの5つの違い
トレッドミルと外でランニングすることの違いを5つにまとめました。
- 天候や時間
- 負荷や走るペース
- 足への負担
- 交通事故などのリスク
- トレーニング内容のレパートリー
家で走ることと外で走ることの違いがはっきりとわからないという人も多いかと思います。
それぞれにメリットデメリットが存在します。
この章では2つの違いを詳しく解説しますので、ぜひ最後まで確認してみてください。
1.天候や時間
トレッドミルの大きなメリットは天候や時間に左右されることなく運動できるという点です。
また室内を温度調整することで自分に合った環境で走れるため、気楽にトレーニングができます。
対して外でのランニングは天候に左右されがちですが、晴れの日は太陽の光を受けながら気持ちよく走れます。
気分や天候によって走る場所を変えることもおすすめです。
2.負荷や走るペース
トレッドミルは設定した一定のペースで走るトレーニング方法です。
傾斜角度やスピードも設定できるため、自分に1番合った状態で運動ができます。
外でランニングする場合は自身で時計などを見ながらペースコントロールし、負荷を上げたい場合は坂道などを利用します。
3.足への負担
トレッドミルは回転しているベルトの上を走るため、接地面そのものに吸収機能があります。よって地面から受ける反発も少なく、脚力強化の効果はあまり期待できません。
対して外で走る場合は、コンクリートや砂利道などを走るため、地面を蹴る動作が多いです。
足の力を強めたい場合は外でランニングをして、ゆっくりと自分のペースで怪我のないように走りたい場合はトレッドミルを利用すると良いでしょう。
4.交通事故などのリスク
トレッドミルは室内で行うトレーニングになるため、外でのランニングのように交通事故のリスクはありません。
トレッドミル自体の危険性はありますが、車やバイク等と接触する可能性はないため、外で走るよりも安心といえます。
5.トレーニング内容のレパートリー
トレッドミルには複数のプログラムが搭載されているものもあります。
外で行うランニングでは信号待ちの休憩や坂道のダッシュ、砂利道など多彩な練習を組み合わせられますね。
トレッドミルの選び方のポイント7つ
トレッドミルを選ぶときのポイントを7つにまとめました。
- サイズで決める
- 傾斜の最大角度を確認する
- 最高速度や重量
- メンテナンスについて
- 機能性の確認
- 静音性
- 連続使用時間
自宅で使えるトレッドミルを購入する際にはいくつか気をつけるべき点があります。
雨の日にも外出せずトレーニングできるトレッドミルはとても便利ですが、購入する際にきちんと確認しておかなければ「思っていたものと違う」と損をしてしまう可能性もあります。
買ってから後悔しないためにも、しっかりポイントを確認しておきましょう。
1.サイズで決める
トレッドミルは折りたたみ式のものであっても場所をとります。部屋のどこに置くのか、その際周りにはどういった家具を置くのかなど、実際に寸法を測ってから購入しましょう。
また折りたたみ式の場合は、収納場所もある程度決めておくことをおすすめします。
トレッドミルの大きさの他にもベルトの長さや幅も確認しておきましょう。
ベルトの幅が狭いと走っているときにずれやすくなります。ベルトがずれるとそのまま転倒につながるリスクも。また、長さが短いと走るペースが速くなり、事故につながりやすくなります。
本格的に走りたい場合はベルトが長く大きいタイプの方がトレーニングしやすいです。
ただしベルトが大きいトレッドミルはその分サイズも大きくなり、値段も高くなる傾向にあります。最低限ウォーキングのみの使用であれば、小さいサイズのトレッドミルでも問題はありません。
またトレッドミルの重量も必ず確認しておくべきです。定期的に収納する場合や、設置場所を頻繁に変更するときは、なるべく軽いものを選びましょう。
2.傾斜の最大角度を確認する
トレッドミルは平らに使うだけでなく、傾斜をつけて走ることでより負荷を上げられます。
よって購入する際には傾斜の最大角度がどのくらいまで上がるか、確認をしておきましょう。
例えば外でのランニングと同じ負荷で使いたい場合は、2%程度の傾斜が必要となります。
速度を上げることでも負荷はかけられますが、スピードが速すぎると転倒などの危険性もあります。
傾斜角度の幅が広い方が自分に合った負荷を安全にかけることができるため、購入する際にはしっかりと確認しましょう。
3.最高速度や重量
トレッドミルの最高速度や重量を確認しておくことも大切です。傾斜を上げることと、速度を上げることでの負荷のかかり方は異なります。
最高速度が速いトレッドミルであれば、短時間に集中して心肺を鍛えられます。
長時間かけてゆっくりと歩きたいという人は速くなくても問題ありませんが、しっかりと短時間でトレーニングしたいという人は、最高速度が速いタイプのトレッドミルを選ぶことをおすすめします。
他にも使用可能な最大重量も気をつけておくべきです。走ることでさらに重量がかかるため、規定以上の重さだとトレッドミルが壊れてしまう可能性もあります。
4.メンテナンスについて
トレッドミルを購入する際にはメーカー保証がきちんとあるかどうかを確認しましょう。
トレッドミルは多くの負荷がかかるため、定期的なメンテナンスも必要になります。万が一故障した際でも安心できる保証があるかどうか、しっかりと確認すべきです。
5.機能性の確認
トレッドミルは商品によって様々な機能が搭載されています。本格的に運動したい人は、音楽の再生機能やペットボトルホルダー、スマホスタンドがあるものを選ぶと良いでしょう。
機能性が充実している方が飽きにくく、継続しやすいですね。
6.静音性
マンションなどの場合は静かなトレッドミルの方が良いと思う人も多いのではないでしょうか。
トレッドミルは自走式と電動式の2種類あります。
自走式のトレッドミルはベルトが自動で動かないため、足への負荷も大きくなります。モーターが搭載されていない分静かなのが特徴です。
電動式はその名の通りにベルトが自動で動くため、足への負担も少なくなります。よって初心者にはこちらの方がおすすめですが、モーター音もするため、騒音対策などが必要になってきます。
静かにトレーニングしたいという人は自走式のもので探してみても良いでしょう。
7.連続使用時間
連続使用時間とはその名の通りに、トレッドミルを止めることなく使用できる時間のことです。
馬力によってその時間は異なりますが、一般的な家庭用トレッドミルであれば30分、45分、60分と分けられています。
長時間かけてしっかりとトレーニングしたい人は長めのものを選ぶと良いでしょう。
トレッドミルでより効果的に運動する5つのポイント
より効果的にトレッドミルで運動するポイントを5つにまとめました。
- ランニングフォームをみてモチベーションを上げる
- 音楽や映画を再生しながら行う
- 徐々に負荷とスピードを上げる
- 傾斜をつける
- 継続する
より効果を出すためには、負荷を大きくしたり定期的に続けたりする必要があります。
この章ではトレッドミルを続けるコツや負荷を大きくする方法など簡単に解説しているので、初めて利用するという人はぜひチェックしてみてください。
1.ランニングフォームをみてモチベーションを上げる
正しいフォームで走るために、横に鏡などを置いて常に確認することもおすすめです。
トレッドミルは自動的に下のベルトが動くため、普通に外を走るより少ない力で長い距離を走れます。
しかし、トレッドミルの目的は長い距離をひたすら走ることではなく、足を動かすことによって有酸素運動の効果をキープすることです。
そのためには歩幅を小さくして少し早めに歩くことが重要です。
正しいフォームで走れているか、自分のランニングフォームを客観視することでモチベーションにもつながるでしょう。定期的にチェックしましょう。
2.音楽や映画を見ながら行う
音楽や映画を再生しながら運動することで、より長時間継続しやすくなります。
トレッドミルは外で走るランニングとは違い景色が変わらないため、長時間走ると飽きてしまうのがデメリット。
代わりに、ほとんどのトレッドミルはスマートフォンなどを立て掛けられる仕様になっているので、音楽や映画をお供に走ってみましょう。
映画やドラマなどを見ながら走ることで、長時間でも飽きにくくなるためおすすめです。
音楽を聞く場合は、走るピッチに近いリズムの曲を選ぶことでより軽快に走れます。
なお、走りながら音楽を聴くときは、事故につながらないようにワイヤレスイヤホンにしておくと良いでしょう。
3.徐々に負荷とスピードを上げる
トレッドミルは闇雲に走れば良いというものではありません。
いきなり速度を上げると怪我につながる可能性もあります。より効果的に走るためには徐々にスピードを上げていくことが重要です。
トレッドミルによって出せる最高速度は異なってきますが、12~16km/hまでのものが多いです。
なかには20km/h以上の速度が出るランニングマシンもあるため、走る前に確認しておきましょう。
4.傾斜をつける
トレッドミルの効果をより上げるためには、傾斜をつけることが大切です。
3%ほどつけるだけで。重力に対して真下にマットを押すような動きになります。走る動作のほかに坂道を登るような動作も加わるため、より負荷が高まります。
マットをしっかり足で押すため、普段使わないお尻や太ももの筋肉を使います。
また踏み込む力が必要になるため、腕もしっかり振ることができ、全体的に体を動かせます。
5.継続する
トレッドミルだけに限りませんが、効果を高めるためには継続して行うことが一番重要です。
継続して行うことで、体も負荷に慣れてきます。先週までは30分が限界だったという人でも回数を重ねることで走る距離も増え、より負荷もかけられることでしょう。
無理に毎日続けようとせず、厳しいときは定期的に休みながら、コツコツ続けていくことが重要です。
まとめ
トレッドミルは自宅などでも天候や時間に気を使うこともなく気軽に走れるため、人気も高いです。
外でのランニングと異なり、快適な温度の中で走れたり交通事故などのリスクを軽減したりするのもメリット。
トレッドミルを購入する際にはサイズや傾斜の最大角度、機能性の確認をしっかりしておきましょう。
また、より効果的に使用するためにはランニングフォームをみてモチベーションを上げ、傾斜をつけることが大切です。
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