Unisex column 共通コラム
【結論】野菜ジュースは飲み方次第で太る!糖質・カロリー量や太らない飲み方を解説紹介
「野菜ジュースはたくさん飲んでも太らない?」
「ダイエット中に野菜ジュースを飲んでも大丈夫?太らない飲み方を知りたい」
あなたはこんな疑問を抱えていませんか?
野菜ジュースは不足しがちな野菜の栄養素を一度に摂れるドリンクですが、飲み方を間違えると太る原因になってしまいます。
そこでこの記事では、以下の内容を詳しく解説していきます。
- 野菜ジュースで太る原因
- 糖質やカロリーの比較
- 野菜ジュースで太るのを防ぐポイント
野菜ジュースはダイエット中の栄養補助に最適で、ポイントさえ抑えれば太る可能性を少なくできます。野菜ジュースのメリットを生かし、安心して飲むためにもぜひ最後までお読みください。
目次
【結論】野菜ジュースは飲み方次第で太る可能性あり
結論からお伝えすると、野菜ジュースは飲み方次第では太る原因になります。
これは、野菜ジュースの種類によっては果物(果糖)や糖分が加えられており、糖質を多く含むためです。また、ジュースを飲みすぎることでカロリーオーバーを招きやすくなるのも原因の1つです。
しかし、野菜ジュースは摂取しづらい栄養素を手軽に摂れるほか、水分補給もできるなどメリットもたくさんあります。
選び方や飲み方を工夫すれば、太ることなく美味しく楽しめるでしょう。
野菜ジュースで太る原因3選
野菜ジュースで太る具体的な要因を見ていきましょう。主な原因は次の3つです。
- 飲みすぎている
- 糖分の高いものを飲んでいる
- 食事に追加している
詳しく説明していきます。
【原因1】飲みすぎている
野菜ジュースは成分が野菜だからといって飲みすぎれば、当然ながら太る原因になってしまいます。
野菜ジュースは、飲みやすくするためにリンゴやみかんなどの果物類を加えている場合が多く、果糖を多く含んでいるからです。
また、果物を入れていなくても、糖分を加えて飲みやすくしているものもあるため、飲みすぎるとカロリーオーバーを招きやすいのです。
量や飲む回数を決めておくなど、飲み過ぎないようにすることが大切です。
【原因2】糖分の高いものを飲んでいる
市販の野菜ジュースは種類が多く、様々な会社からさまざまな味のものが販売されています。
これら市販の野菜ジュースはそれぞれカロリーや糖質量が異なっており、ジュースと変わらないような甘いものもあれば、野菜のみでほとんど手を加えていないものもあります。
注意しなければならないのは、果糖や糖分が高く、飲みやすいように調整された野菜ジュースです。いくら野菜の栄養素を含んでいるとはいえ、糖分が高いものは甘いジュースと変わらないため、太る原因になってしまうのです。
野菜ジュースを選ぶときは糖分をチェックして、できるだけ少ないものを選ぶと太りにくくなるでしょう。
【原因3】食事に追加している
野菜不足を補おうと、食事に野菜ジュースを追加するのも太る原因になります。
特に食事のたびに野菜ジュースを飲んでいる人は要注意です。いくら糖質の少ない野菜ジュースでも、食事のたびに飲むとカロリーオーバーになってしまうからです。
食事の代わりに野菜ジュースを飲むのはおすすめしません。食事に取り入れるならその分のカロリーを減らす必要があります。
野菜ジュースだからと安心して好きなだけ飲むのではなく、カロリーを計算しながら適度に飲むことが大切です。
野菜ジュースのカロリーや糖質量の比較
実際に、野菜ジュースにどれぐらいのカロリーや糖質があるのかを見ていきましょう。
以下の表は、市販の野菜ジュース5本のカロリーや糖質(200mlあたり)をまとめたものです。
商品名 | カロリー | 糖質量 |
カゴメ 野菜1日これ1本 | 66kcal | 13.2g |
伊藤園 1日分の野菜 | 71kcal | 14.6g |
カゴメ トマトジュース 食塩無添加 | 39kcal | 7.1g |
キリン 48種 の濃い野菜 | 51kcal | 10.0g |
カゴメ 野菜生活100オリジナル | 68kcal | 15.7g |
野菜ジュースには、少なくとも10g以上の糖質が含まれていることがわかります。
果物の配分量が増えれば、さらにカロリーや糖質も多くなることは言うまでもありません。
炭酸や清涼飲料水に比べるとカロリーや糖質は控えめですが、野菜がメインだからといって多飲には向いているわけではないのです。
野菜ジュースを摂取する5つのメリット
では野菜ジュースにはメリットはないのでしょうか。実は野菜ジュースを摂取するメリットは5つもあります。
- 食物繊維が摂れて便秘解消につながる
- 野菜が苦手でも飲める
- 血糖値の急上昇を抑えられる
- 適度な糖分の補給ができる
- ダイエットや美容に良い栄養素が摂れる
詳しく見ていきましょう
【メリット1】食物繊維が摂れて便秘解消につながる
野菜ジュースには食物繊維が含まれており、ジュースとして水分と一緒に摂ることで便秘解消効果が期待できます。
例えば「カゴメ 野菜生活100 Smoothie グリーンスムージー ゴールド&グリーンキウイMix」なら、1本330mlで食物繊維を2.1〜4.3g摂取可能です。
他にも食物繊維が多く含まれている野菜ジュースは多く、ダイエット中に悩みがちな便秘が野菜不足と一緒に解消できるのです。
外出先でも気軽に飲めるので、いつでも食物繊維が摂れる点も大きなメリットと言えるでしょう。
【メリット2】野菜が苦手でも飲める
野菜が苦手な人は、食事をいくら工夫しても1日の目標摂取量に届かないことが多いです。
しかし、野菜ジュースを上手に活用すれば、野菜が苦手で食べられない人でも気軽に栄養を摂取できます。
加糖や果物と一緒にジュースにしていることで飲みやすさを追求しているものも多く、野菜の味がしないものも多いからです。
気になる糖分や果糖は、少しずつ果物などが入っていないものにシフトしていけば、野菜本来の味を楽しめるジュースにも慣れられるでしょう。
【メリット3】血糖値の急上昇を抑えられる
野菜ジュースは、食前に飲むことで血糖値の急上昇を抑える効果があります。
野菜に多く含まれる食物繊維には、血糖値の上昇を抑える働きがあり、カゴメの研究では野菜ジュースにした場合もこの効果が変わらないことが証明されました。
そのため、野菜が嫌いでも野菜ジュースを活用すれば血糖値の急上昇が抑えられるのです。
野菜ジュースはコンビニでも気軽に購入できるため、食前にサラダが食べられないときや、外食などで血糖値の上昇を防ぎたいときにも役立つでしょう。
【メリット4】適度な糖分の補給ができる
野菜ジュースは、適度な糖分を補給したいときにもおすすめです。
糖分は適度に摂取することで集中力をアップさせ、脳を活性化させてくれることがあることで知られています。
しかし、過度に摂取すると頭痛や集中力低下の原因になるため、摂取量には注意しなければなりません。
野菜ジュースなら食物繊維を補給しながら脳に必要な栄養を送れるため、勉強や仕事の合間のおやつとしても重宝するでしょう。
【メリット5】ダイエットや美容に良い栄養素が摂れる
野菜ジュースに含まれているのは、食物繊維だけではありません。ビタミンCやβカロテン、鉄分など美容に良い栄養素がたくさん含まれています。
そのため、野菜ジュースはダイエット中の栄養補給としてもおすすめです。カロリーや糖質量を抑えながら、不足しがちな栄養素を手軽に補給できます。
甘いものがほしいときにも気軽に飲め、気分転換やストレス解消にもなるでしょう。
野菜ジュースを摂取する3つのデメリット
野菜ジュースにはたくさんのメリットがありますが、実はデメリットもあります。主なデメリットは以下の3つです。
- 摂れない栄養素がある
- 飲みすぎると太る原因になる
- 咀嚼回数が減る
順に説明していきます。
【デメリット1】摂れない栄養素がある
1日分の野菜が摂れる野菜ジュースもたくさんありますが、ビタミンB群など摂れない栄養素がある点には注意が必要です。
ジュースにする過程で失われる熱に弱いビタミンCや、そもそも野菜には少ないビタミンB群など、野菜ジュースを飲んでも不足する栄養素があるのです。
そのため、野菜ジュース以外でしっかり栄養を摂ることも大切です。
【デメリット2】飲みすぎると太る原因になる
これまでにお伝えした通り、野菜ジュースは糖質やカロリーも多く、飲みすぎると太る原因になります。
1日に数本飲む、1回に飲む量が多いなど、カロリーオーバーになるような飲み方はやめましょう。
カロリーや糖質は野菜ジュース本体に記載されているため、購入時はチェックしてから選ぶようにするといいですね。
無糖や糖質カット、カロリーオフの野菜ジュースも多いので、ぜひ探してみてください。
【デメリット3】咀嚼回数が減る
野菜ジュースのもう1つのデメリットは、咀嚼回数が減ることです。
咀嚼回数が減ると満腹を感じにくくなるだけでなく、唾液の分泌や脳への刺激も減ってしまいます。
また、噛む回数が減ることでフェイスラインがたるみやすくなることも分かっています。
美容や健康の面からも、野菜ジュースなど噛まなくてもよいものを食事の中心にすることはできるだけ避けるようにしましょう。
野菜ジュースで太るのを防ぐ5つのポイント
野菜ジュースで太るのを防ぎ、メリットを生かすポイントは以下の5つです。
- 補助として飲む
- 夜は飲まない
- 量を決めて飲む
- 糖質の低いものを選ぶ
- 手作りする
詳しく見ていきましょう。
【ポイント1】補助として飲む
野菜ジュースは不足する野菜や栄養素の補給を目的として飲むと良いでしょう。
3食しっかり食べていても、野菜は不足しがちです。また、好みや食べる量でも摂れる栄養素は変わるため、栄養満点の食事を摂るのは意外に難しいです。
野菜ジュースは特に野菜や食物繊維の補給に適しており、水分も一緒に補えます。
栄養素やカロリー、糖質などをチェックして自分に合ったものを選べば、野菜ジュースのメリットを上手に活用できるでしょう。
【ポイント2】夜は飲まない
野菜ジュースは朝か昼、もしくはおやつなど補食のときに飲むのが理想です。糖分やカロリーが日中の活動でしっかり消費でき、太る原因になるのを防げるからです。
夜に過剰なカロリーや糖質を取ってしまうと、消費しきれなかった分が脂肪になりやすいため、夜に飲むのを避けるだけで太る心配もなくなります。
時間のない朝食時にアレンジして飲む、おやつ代わりにするなど、飲む時間を工夫してメリットを最大限生かせるようにしましょう。
【ポイント3】量を決めて飲む
飲みすぎを防ぐためにも、1回に飲む量を決めておきましょう。
野菜ジュースの多くが200〜300mlのパック製品になっているため、パックタイプを選ぶと量をコントロールしやすくなります。
美味しいとつい何度も飲んでしまうため、量の多いペットボトルタイプは避けるのが無難です。
特に毎日飲む場合はカロリーオーバーになりやすいため、1日の摂取量を決めて飲みすぎを防ぎましょう。
【ポイント4】糖質の低いものを選ぶ
野菜ジュースは飲みやすくするために糖質や果物が加えられているものが多くなっています。
糖質カットや低糖質のもの、果物を使用していないものを選び、できるだけ糖質やカロリーを抑えるようにすると効果的です。
糖質や塩分オフ、カロリーオフの商品は増えており、美味しさも向上しています。
「糖質が低い=美味しくない」ではないので、糖質をできるだけ抑えた飲みやすい商品を探してみると良いでしょう。
【ポイント5】手作りする
市販の野菜ジュースには、糖質や塩分・添加物が含まれていることが多く、手軽に飲める分調整が難しくなります。
野菜ジュースを手作りすれば、新鮮な野菜の栄養素が摂れるだけでなく、糖分や塩分も抑えられます。
野菜を丸ごと使ってジュースを手作りすれば、加工時に失われがちな栄養素も摂取でき、一石二鳥です。
季節の野菜を使った手作り野菜ジュースはとてもおいしいので、ぜひチャレンジしてみてください。
野菜ジュースでよくある疑問
ここからは、野菜ジュースでよくある疑問についてお答えしていきます。
【疑問1】野菜ジュースは野菜と同じ栄養が摂れる?
野菜ジュースで摂れる栄養素は、野菜そのままを食べたときと全く同じではありません。
ジュースにする過程で失われる栄養素もあるため減るものもあれば、逆に効率良く摂れる成分もあります。
野菜カスなどはジュースには含まれていないことが多いため、皮などに栄養が詰まっている場合はどうしても摂取が難しいのです。
野菜を丸ごと食べた方が栄養的に良いのは、いうまでもありません。
【疑問2】野菜ジュースは糖分が入っているからやめたほうがいいの?
野菜ジュースは糖分がたくさん含まれているから太るというわけではありません。過剰に摂取することで、消費されなかったカロリー分が太るのです。
そのため、食事の補助として利用したり、おやつなどで少量飲んだりする分には問題なく、野菜ジュースのメリットを活かしながら美味しく楽しめるでしょう。
【疑問3】野菜ジュースにはどんな栄養素が含まれているの?
野菜ジュースは多くの商品が市販されており、それぞれに特徴があります。
製品によって含まれる栄養素は異なりますが、ほとんどの野菜ジュースでリコピンやβカロテン、鉄、カルシウム、カリウムなどが摂れます。
栄養の補助として飲むのにはおすすめの飲み物で、ダイエット中の水分補給にも使えます。
しかし、ただ飲めば良いわけではなく、健康のためには何よりも食事バランスが重要です。
【疑問4】野菜ジュースはなぜ塩分が入っているの?
野菜ジュースに塩分が入っているのは、飲みやすくするためです。特にトマトジュースなどは、味のバランスを整えるために少量の塩が加えられています。
同じ理由で、糖分や果物も野菜ジュースによく加えられています。
野菜ジュースを選ぶときは、入っている野菜や果物の種類、栄養素や添加物などもチェックしてみてください。
【疑問5】野菜ジュースに含まれる栄養素や糖分はどこで確認すればいいの?
ほとんどの製品がパッケージ(商品裏など)に成分量を記載しています。
カロリーや糖質、食物繊維量も記載されていることが多いため、購入前にチェックしましょう。
添加物が気になるときは無添加のもの、糖質が気になるときは糖質カットのものを選ぶことをおすすめします。
野菜ジュースで太るのはカロリーや糖分が原因!飲みすぎに注意し補助として上手に活用しよう
野菜ジュースで太るのは、ジュースに含まれるカロリーや糖分が主な原因です。
特に飲みすぎでカロリーオーバーになりやすく、美味しい・体に良いなどの理由でたくさん飲んでいると、思いがけず太る要因になるでしょう。
適量を食事の補助として利用すれば、食事では不足しがちな食物繊維などの栄養素を効率良く補給できます。
市販の野菜ジュースは種類も多く、味やカロリー、糖質量など商品ごとに特徴があります。目的に合ったものを選び、適量を楽しむようにしてください。
このコラムでは、他にもダイエット・ボディメイクに関するお役立ち情報を発信しています。ぜひ他の記事もご覧下さい。